�� ページ13
『千ちゃん。もう少しだけ･･･泣いてもいい？』
千「うん。いいよ！」
Aは、声を抑えながら･･･千賀の胸に顔を隠して･･･泣いた。
『ありがとう!!スッキリした。服･･･汚しちゃったね？』
千「きにしてないから。」
玉「･･･何してんの？」
二「玉･･･。ドラマ撮影は？」
玉「予定より早く終わったから、ガヤと一緒にラジオに行こうかなって･･･楽屋に戻ってきた･･･何で、千賀に抱きしめられてるの？」
『ごめんなさい･･･。私、帰るね？』
玉「まだ･･･話し終わって･･･」
楽屋を出て行こうとするAの腕を掴む玉･･･
宮「玉!!」
藤「玉･･･俺達もお前に聞きたい事あるんだ。」
玉「聞きたい事？」
二「さっき･･･楽屋に藤崎春香が、訪ねてきたよ。お前の部屋の合鍵を持ってな。」
玉「何で･･･藤崎さんが、俺の部屋の合鍵なんて持ってるんだよ。」
北「お前･･･藤崎春香とお前の部屋で･･･やったんだってな？」
玉「は？やってねぇーよ。俺が、A以外の女を抱く訳ねぇーだろ。」
宮「玉･･･藤崎春香が、お前の部屋から出てくる所にAちゃんと鉢合わせになって･･･」
横「Aちゃん。玉の寝室で、玉が、裸で寝てるのを見てるんだよ。」
藤「藤崎春香が言ってたぞ。Aちゃんと間違えて私を抱いてくれたんだって。」
玉「あっ･･･あの時か。」
千「玉。Aちゃん･･･口には出さないけど･･･かなり不安だったんだよ。離れてくんじゃないかって･･･」
茉「玉ちゃん。お願いだから、Aを悲しませないでよ。A･･･言ってたよ。」
宮「玉･･･。お前の口から、Aちゃんに話してやれよ。」
茉「渉。私、ちょっと･･･Aの所に行ってくるね。」
横「わかった。」
茉莉奈が、Aを探していると･･･
休憩室で、誰かと話してるAを見つけた。
茉「･･･っ!!」
春「Aさん？こんばんわ。」
『藤崎さん･･･。』
春「この前は、ごめんなさいね？玉森くんの部屋に･･･」
『･･････。』
春「私ね？玉森くんの事が好きなの。あの日･･･玉森くんに抱かれた時･･･一般人のあなたより･･･同じ世界の私の方が、玉森くんの事･･･理解出来るし･･･支えられると思うの。」
『･･･何が言いたいんですか？』
春「単刀直入に言うわ。玉森裕太くんと別れて私にくれない？」
『･･･』
藤崎春香に対して･･･何も言い返せず、黙ってしまったA。
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作者名：みぃーちゃん | 作成日時：2019年7月8日 1時
