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春「玉森くんの部屋で進藤Aさんと鉢合わせになったんですよ。」
横「玉森の部屋に･･･あんたがいたの？」
春「えぇー。玉森くんと一夜共に過したんです。」
宮「玉が？」
春「彼女さんも知ってますよ。私と玉森くんが関係を持った事･･･」
北「じゃあ･･･玉森は、Aちゃんに話してないってこと？」
春「彼も相当酔ってたから、私を彼女と間違えたんじゃないですかね？」
千「それじゃ･･･Aちゃんは、何もかも知ってるから･･･玉森にワガママ言わなかったんだ。」
春「それじゃ･･･合鍵、玉森くんに返しといて下さい。」
二「玉の奴･･･許せねぇー。」
女とすれ違いに･･･Aと茉莉奈が差し入れを持って、楽屋にやって来た、
『こんにちわ。みんなに差し入れ持ってきたよ。』
宮「Aちゃん･･･ごめん。」
『宮っち??なんで謝ってるの？』
宮「玉の代わりに謝る。本当にごめん。」
横「Aちゃん･･･知ってたんだね？」
『知ってたって？』
北「玉森が、藤崎春香と･･･一夜をともにしたってこと。」
『うん。裕太の部屋に行った時に、裕太の部屋から藤崎さんが出てきたからね。』
藤「なんで、玉を問い詰めなかったの？」
『問い詰めないよ。私は、一般人だよ。モデルの藤崎春香さんと関係を持ったって、一般人の私が、裕太を責めることなんて出来ないよ。』
茉「ちょっと･･･待ってよ。何の話？」
横「茉莉奈。ちょっとこっちに来て。」
そして、渉は･･･茉莉奈にさっきの話をすると･･･
茉「何それ？玉ちゃん･･･酷すぎる。」
『茉莉奈。みんなも私なら、平気だから。』
藤「Aちゃん･･･。本当は、不安なんだろ？」
『えっ？』
藤「そうやって、強がって自分は大丈夫とか言ってるけど･･･見てて分かるよ。」
北「藤ヶ谷の言う通りだよ。」
『･･･。』
二「Aちゃんが言えないなら、俺達が･･･玉に言ってやる。」
宮「本当は、玉が、離れていくんじゃないかって思って不安なんでしょ？」
『･･････。』
俯いて･･･黙り込むAを優しく･･･抱きしめてあげる千賀･･･。
千「会いたいなら、会いたいって玉に言わなきゃ･･･ダメだよ。俺が、玉森だったら･･･言って欲しいよ。」
横「健永の言う通りだよ。茉莉奈なんて、俺にわがままばかり言うんだぞ。」
茉「うるさいわね。」
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作者名：みぃーちゃん | 作成日時：2019年7月8日 1時
