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宮「Aちゃん。」
『それじゃ･･･差し入れを持って遊びに行くね。』
宮「Aちゃ･･･」
二「宮田？どうした。」
宮「今日･･･差し入れを持って、茉莉奈ちゃんと楽屋に来るんだって。」
千「でも･･･玉。ドラマの撮影でいないんだよ。連絡した方がいいんじゃない？」
宮「玉には言わないでって言われちゃったの。」
二「どうして??Aちゃんは、玉の彼女なんだよ。」
宮「玉も最近･･･忙しいみたいで、Aちゃんと会えないって、俺とキタミツにボヤいてた。」
千「ガヤちゃんとミツに相談してみる？」
二「あの2人なら、Aちゃんの本当の気持ち･･･聞き出せるかもしれないね。」
宮「そうだね。」
玉「それじゃ･･･俺、ドラマ撮影の方に行ってくるわ。」
宮「玉･･･あのさぁ。今日･･･Aちゃんが･･･」
玉「Aが何？」
宮「ううん。何でもないんだ！気をつけてな。」
玉「あぁー。」
Aが来る事を玉に言えなかった宮っちは、楽屋のソファーに座りため息をついた。
宮「はぁ〜」
北「宮田。どうした??」
宮「キタミツ･･･。Aちゃん。玉に会いたくないのかな？」
北「そんな訳ないだろ。会いたいに決まってるさ。」
藤「会いたくてもさ。玉に言えない事が、きっとあるんだと思うぜ。」
宮「玉に言えない事？」
千「例えば、ミツと付き合ってて二股かけてるとか？」
北「千賀、お前･･･シバくぞ。」
千「ミツ･･･怖ー。冗談だよ。」
藤「渉なら、なんか知ってるんじゃねぇーか？」
横「んっ??何？」
藤「渉。お前、茉莉奈ちゃんから、なんか聞いてない？」
横「Aちゃんのこと？」
宮「Aちゃん･･･なんで、玉にワガママ言わないんだろう？」
そして、楽屋の扉に”コンコン”
横「どうぞ。」
春「こんにちわ、、」
藤「藤崎春香･･･。何でお前が？」
春「皆さん。こんにちわ!!今日は、玉森くんいないの？」
宮「玉に何の用？」
春「玉森くんに、合鍵を返そうと思って。」
二「なんで、あんたが･･･玉森の部屋の合鍵を持ってるの？」
春「玉森くんに、貰ったのよ。これを使っていつでも来ていいからって。」
宮「玉が、あんたになんて合鍵を渡すわけない。だって･･･玉には･･･」
春「進藤Aさんでしょ？玉森くんの彼女･･･。」
横「玉森は、Aちゃんの事、メンバーの俺たちにしか話してないと思うけど･･･何で、あなたが知ってるの？」
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作者名：みぃーちゃん | 作成日時：2019年7月8日 1時
