Rainbow "アイドルとの危険な同居生活" (ページ17)

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Story.16 ページ17

宮「Aちゃんは、女の子なんだからさ。それに、Aちゃんが今...思ってるのは、俺でもガヤでもない。キタミツなんだよ。」

横「太輔の奴。本気で、ミツからAちゃんを奪いに行くつもりらしい。」

宮「そう言えば、キタミツは??」

玉「ミツなら、ソファーで眠ってる。」

そして、みんなが、眠りについた頃。目を覚ました北山。

北山Side

喉が渇き、目が覚めてしまった俺。1階に飲み物を取りに行こうとし、階段を降りると...キッチンに人影が見えた。

『みっくん？』

北「A??」

『どうしたの？こんな夜中に...。』

北「喉が渇いちゃってさ。お茶を飲みに来たんだ。Aは？何してたんだ？」

『私は、明日の朝食の下準備をしようかなぁって思って...。私ね？いつもこの時間になると...目が覚めちゃって。眠れないの！』

北「2時だよ。寝ないと... 」

『私の事は、気にしなくてもいいから。みっくんこそ、ゆっくり休まなきゃダメだよ。』

北「朝食の準備は、しなくてもいいから。隣の部屋だろ？一緒に戻るぞ!!」

『でも...。』

北「いいから。ほら、行くぞ！」

みっくんに手を握られた途端...Aの鼓動が早くなった。

『みっくんには、聞こえませんように...。』

北「ちゃんと寝るんだぞ。おやすみ!!」

『おやすみなさい。』

お互い自分の部屋に入っていった北山とA...。ベッドに入り、眠りに着いたA。

そして、次の日の朝。目を覚ましたAが、1階に降りて行くと...。

横「おはよう!!Aちゃん。」

『横尾くん...どうして？』

横「千賀と二階堂が、腹減ったーって言うから。朝食...作っちゃて食べちゃったんだ。Aちゃんの分のあるけど...食べる？」

『私ね。朝食...あまり食べないの。ダイエット中だから。』

横「ダイエット中って...失礼な事聞いてもいい？何キロ？」

『横尾くん??女の子に体重聞くのは、ダメだよ。』

横「そんなに太ってないよね？」

『私ね？体重が増えちゃうと...体調が悪くなっちゃうの。だから、太らないように体重をキープしてるんだ。』

私の話を真剣に聞いてくれてるワッター。
だけど...私がダイエットしてる本当の理由は、まだヒ･ミ･ツ...