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彼と出会ったのは数ヶ月前。

会社の取引で彼が会社を訪れた日、その日私がたまたま担当することになって企画を勧めてくれていた。



「Aさんって言うんですね。僕は折原センラって言うんです。よろしゅうお願いします。



京都生まれで名古屋に出てきたんだって。

京都弁が似合っていてとってもカッコイイ。



『センラさんはこのお仕事楽しいですか?』

「ぜんっぜーん。でも、僕この仕事でAちゃんに出会えたから今は楽しいかも。

あれ?もしかしてAちゃんってお酒とか飲めちゃうタイプ?」


『全然ぐびぐび行けますよ!』

「ほんま〜〜〜〜〜〜!?!?!?飲みに行かへん!?!?ほらはよ携帯出して!」




気づけば連絡先も交換していて。



「とりあえずこれ上司に提出してくるから一旦帰るわ!ほんまありがとう諸々と!あとで連絡するわ〜〜〜〜!」




嵐のように去っていった。

スマホの液晶には "センラ" って書かれてて、なんだか不思議。


1日しか経ってないのにこんなに楽しくなるなんて。






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設定タグ:歌い手 , 浦島坂田船 , センラ
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作者名:キラ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年2月17日 2時

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