らぶらぶかっぷる 【センラ】

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SNR side

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夜が始まるから、ってAの部屋を追い出された。

なんでこんなことしなあかんのやろうなぁ。



「お、まふくん来た。」

「センラさん、さっき彼女さんに冷たい事言っちゃってごめんなさい」

「大丈夫やで、さっきAと話したけどなんも気にしてなかったわ」

「え、話したんですか？」

「ドア越しからな」


なんて平然と嘘ついちゃうあたりセンラ、もう狂っとんかな。


「誰、食べますか。」

「食べるだなんて言わんとって？だれたべたい？って聞かれたら真っ先にAって答えてまうわ」

「…Aさん食べるのもありですよ」

「…A、まだ死にたくないって」


「…楽になるなら今のうちじゃないですかね」

「やっぱそう？」

「…僕もセンラさんもヤンデレ気質ですよねやっぱ」

「…センラもヤンデレ気質なん？」

「彼女食べたいとか、なかなかいいませんよ。
僕も食べるならそらるさんかな。」

「…そらるさんに役職伝えた？」

「…もちろん伝えましたよ、人狼だって。」


「はぁ、ほんま俺ら同じことするなぁ。センラもAに伝えてもうた。」

「センラさんのことは言ってないから大丈夫ですよ」

「センラもまふくんのことは伝えてない。余計怯えられそう。」

「やっぱ怯えられました？」

「当たり前やん」




なんて、誰を食べるか、なんて忘れてそんな話をしてたらアナウンスが入った。


「夜が来ました。誰を喰べるか決めてください。」


無機質な声、それがなんとなく心地よくて。


「だれ、喰べますか？」

「…じゃあ…×××。」



なんで、意外な言葉を聞いたからこそ…興奮してまうんやろ？

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