らぶらぶかっぷる 【センラ】

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自己紹介が終わったということで友達になった。


「ていうかほんまになんであんたら来たん？」

「あー、センラ忙しいやろうしこっちで遊ぼうみたいな話になっただけ！」



ゆらゆらと膝の上で揺れながらみんなの話を聞く。


「なんやA、そんな揺れて」

『センラのお膝落ち着くね』

「ほんま？」

『まっこと』


方言出すたんびにワーワー叫ぶのそろそろ辞めてほしいなぁ、もう方言喋らないぞ☆ なんてね。


「あー、A？かぁくるしいき飲みもんをおせーや、」

『んにゃあ、お茶でええが？』

「ええがー」


多分お兄ちゃんが方言出てるのは無意識。

気を許した人にしか方言出さないみたいな兄だからここにいる人達は相当気許されてるんだなぁ、なんて。

だからそれに応えるように私も方言を使う。

ワーワーうるさいきね。


「おおきに」


『あ、ママに電話したちゃ、かかってきたき？』

「あー、かかってきたわ、なしとん？元気やか？って」

『心配しとるき、こまめに電話しちゃってな』

「わかっとるき」


なんて兄妹話はそろそろ辞めておかないとセンラが嫉妬しちゃう


「Aの方言可愛いなぁ、志麻くんと喋ったら自然にでるもんなんか？」

「常にセンラくん方言出てるもんな、俺あんま使わんき、余計ちゃうか？」

「志麻くんはね関西弁！ってイメージがあるよね」

「僕も関西やからまーしぃと一緒やー！」



方言喋るだけで喜んでくれるなら沢山喋るけど、喋るたんびにニヤニヤしてくるき、恥ずかしいちゃ。

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