らぶらぶかっぷる 【センラ】

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「なんか用事あってきたんやろ？？」


センラの膝の上で携帯触ってたらみんなに聞いてた。


「…別に用事はないけど久しぶりに会いに来ただけ」

「彼氏かなんかか」

「なんやねん！友達が名古屋まで来てやってんぞ！感謝しろ！」

「きていうてへんわ！ｗｗｗｗｗｗ」


仲良しだなぁ、なんて。


「…でも今日名古屋に来てAと友達になれたからいいんじゃねえか？」

「せやなぁ」

「俺のAやけど」

「ちゃうわ！センラのAや！」



寂しいことに気づいてくれるのか、何なんだろう。



「…秘密のこと教えたろか？」

『…うん』

「Aな、寂しい時顔がしゅん、ってなるからわかりやすいんやよ。」

『…ま、じ？』

「マジ」

「坂田みたい」

「なんで俺！？」

「いや坂田もAと同じような感じやで？
俺とうらたさんとセンラくんが喋ってたら坂田すっげぇ寂しそうな顔してる」

「二人揃って犬やなぁ」

「『ちゃう！』」


なんやかんやで坂田さんとは仲良くなれそうなのかも。



「なあなあA！」

『なあに？』

「これみて！」

『あっ、猫のキーホルダー？』

「これあげる！」

『いいの？』

「おそろいやで！」


なんて自分のリュックを指さしてニコってする坂田さん。



「そういうところが犬っぽい」

「うるさいわ！」



猫ちゃん、大切にしよう。

仕事行くカバンにつけておこう

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