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「こっち、唇見せて?」
『どうやってみせるの』
「ん〜、じゃあ俺の真似して!」
ん!なんて言いながら唇を出して、私もそれを真似する。
なんだか、バカップルだなぁ、なんて。
「んじゃ塗るで!」
上唇に1度、下唇に1度。
「下唇の方って2回塗った方がええんかな?」
『それ毎回思う、1回でもいいのかな〜?なんて。』
「分からんよなぁ、俺は何回も塗っちゃって結局舐めるから意味無いんよな〜」
さかたんらしいなぁ、なんておもいながら。
「よし、唇に潤いあげたんやしまた弾き語りしてええ?」
『いいよ』
「やったあ!」
ギターをとって私の所へ戻ってくるさかたん。
わんちゃんじゃん。
「何がええかなぁ?最近の流行りはなんなんやろ」
『歌い手でしょ〜最先端を走ってよ』
「んなもん無理やわからんもんはわからん!」
弾き語り前に、2人の大きな笑い声。
この空間が大好きなのかもしれない。
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泡雪(プロフ) - キラさん» uさんも主ちゃんも可愛くて最高でした!!リクエスト叶えてくれてありがとうございます (2021年12月6日 20時) (レス) @page10 id: 471ed77ccc (このIDを非表示/違反報告)
キラ(プロフ) - 泡雪さん» こんばんは!ありがとうございます!ぜひ書きますね〜! (2021年11月8日 14時) (レス) id: 3d3fb492a7 (このIDを非表示/違反報告)
泡雪(プロフ) - キラさんこんばんわ!早速ですがリクエストです。リップを塗った時、女の子がぱくぱく(?)して馴染ませる仕草が好きなので、それを取り入れたお話をかけたら書いていただきたいです! (2021年11月6日 23時) (レス) @page9 id: 5204c45e5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:キラ | 作成日時:2021年11月5日 1時