S. ページ5
.
リビングから聞こえるギターの音、アコースティックギターかな?なんて思いながら部屋を出てリビングへ向かう。
配信とかしてないかな、大丈夫かな?
「お、Aやん。どしたん?」
『さかたんのギターの音と歌声が聞こえて聞きたくなっちゃったから出てきちゃった』
「そっか〜聞こえてたか!ごめんなぁ〜Aも歌ってや。一緒に歌お。」
私の好きな歌を弾いてくれる、つい口ずさんでしまう。
やっぱり好きだ、さかたんの弾くギター。
心が落ち着く。
『ふふ、またギター上手くなった?』
「Aが歌上手いだけやろ〜!」
ギターを置いて、私にぎゅ〜っと抱きつくさかたん。
可愛いなぁ、なんて思って優しく頭を撫でる。
「子供扱いしとるやろ?」
『してないよ』
「んじゃ、可愛いって思っとるやろ!」
『ちょっと思っちゃったかなぁ?』
「俺はかっこいいがいいんやけど!」
ほっぺたをぷく〜と膨らませながらこっちを見るさかたん。
そういう所が可愛いんだよ、なんて思いながら。
「あ、まって。」
『ん?』
「唇、荒れとる。俺がリップ塗ってええ?」
『嘘、荒れてる?最近乾燥すごくてさ〜…塗って!』
ええよ、優しい声を出してリップクリームを置いてあった場所に向かうさかたん。
いつもはめんどくさい〜なんて言ってるのにそういう時は行動早いんだから。
.
89人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
泡雪(プロフ) - キラさん» uさんも主ちゃんも可愛くて最高でした!!リクエスト叶えてくれてありがとうございます (2021年12月6日 20時) (レス) @page10 id: 471ed77ccc (このIDを非表示/違反報告)
キラ(プロフ) - 泡雪さん» こんばんは!ありがとうございます!ぜひ書きますね〜! (2021年11月8日 14時) (レス) id: 3d3fb492a7 (このIDを非表示/違反報告)
泡雪(プロフ) - キラさんこんばんわ!早速ですがリクエストです。リップを塗った時、女の子がぱくぱく(?)して馴染ませる仕草が好きなので、それを取り入れたお話をかけたら書いていただきたいです! (2021年11月6日 23時) (レス) @page9 id: 5204c45e5d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:キラ | 作成日時:2021年11月5日 1時