さよなら、過去の私。-一十木音也×カゲプロ-

目覚めは ページ5

【3時間後】


貴方「ん・・・。・・・は？」


起きると、車はまだ走っていた。


腰辺りには、ミニ毛布がかかっていて。


マネージャーがしてくれたのだろうか。


ふと後ろを振り向くと・・・


翔「よぉ、起きたか。」


貴方「！？・・・あぁ、翔か。」


翔「音也は爆睡か？」


貴方「まぁな。」


翔「・・・ぐっすり眠っちまってる。」


貴方「起きる気配、ねぇな。」


翔「あぁ。」


貴方「マネージャー、翔の家で止めたのか？」


翔「いや、俺さ、今日筋肉痛なんだよ。
で、歩けないから、そのついでに音也達と一緒に行こうかなと思ってよ。」


貴方「ふぅーん。」


音也「ぅん・・・。」


貴方「ん？起きたか、音也。」


音也の肩をポンポンと叩く。


音也はまだ眠たそうだ。


貴方「まだ寝るか？」


音也「うん・・・。」


そういって音也は、僕の膝に頭をちょこんと乗せた。


貴方「な、何してんだよ！？」


音也「ん？何って・・・膝枕。」


貴方「んなもん見りゃ分かる・・・！」


翔「おい音也！どけよ！」


必死に音也をどけようとする。


あーだこーだしてる内に


マネ「着きましたよ？」


貴方「あ？サンキュ。」


学校についてしまった。

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