甦るのは ページ3
『ホラ、可愛いからって調子に乗んなよ?』
『別に可愛くなんかっ・・・!』
『あんた、アタシたちから音也君を取りやがって・・・!!』
『取ってもいないよ・・・!!』
『ベタベタしすぎなのよ!!』
ドカッ
『うあっ!!や、やめっ・・・!』
グシッ
『あぁっ!い、痛いっ・・・!!』
『調子に乗りすぎなのよ!』
『ホント、自業自得ね!』
『もう、関わらないなら許してあげても良いわよ・・・?』
『なっ、何で・・・っ!!』
『約束出来ないのかしら?』
『なら・・・』
ガバッ
貴方「はぁ・・・はぁ・・・。」
音也「どうしたの?また、見ちゃったの?」
貴方「あ・・・ゆ、夢・・・か・・・」
音也「派手にやったもんだよね、アイツらも。」
貴方「まぁーな・・・。」
毎日のように、見る悪夢。
毎晩甦る記憶。
僕の一番嫌いな時間。
音也「はい。ココアだよ。」
音也はココアを差し出してくれた。
貴方「ありがとよ・・・」
音也「・・・ごめんね。」
貴方「ん?何でだよ。」
音也「俺のせいで、Aが辛い思いを
・・・。」
貴方「音也のせいじゃねぇーよ。」
心配すんな、そういって僕はカップに口をつける。
音也「暖かいね・・・。」
貴方「あぁ。溶かされるみてぇだよ。」
音也「相変わらずの男口調だね。
俺の方が、女子っぽいんじゃないの?」
貴方「はいはい、悪ぅございました。」
そんな他愛もない話をして、一夜を明かす。
毎日、同じことを繰り返すのだ。
・・・さすがに会話は変わるがな。
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蘭拓マサキ@IN率低下(プロフ) - うたプリカゲプロlove☆さん» ありがとうございます!音也もセトも大好きです笑 (2014年11月13日 17時) (レス) id: b17a6b9879 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリカゲプロlove☆ - 小説面白いです!!音也とセトが可愛い♪ (2014年11月13日 2時) (レス) id: b4b3dce103 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蘭拓マサキ 最近佐久間にハマってます♪ | 作成日時:2014年7月13日 19時