お 腹すいた ページ10
肝試しを抜けて、しばらく余韻に浸っていた…
出た瞬間の悠希の表情は涙目で可愛かった。笑
悠希)ねぇ！腹減った！笑笑ご飯食べよ！！！！
そう言って、悠希のオススメの路上販売してるお店で買い、
観覧車に乗るのを待ちながら食べた。
悠希)今日はありがとう！色々あったけど、助けてくれたし…いや、本当は自分でなんとかするべきだし、したかったんだけど…笑
でも楽しかった！ありがとう
俺は、そう言ってくれたことが嬉しくて…
今日1日でさらに惚れて…
どんどん悠希のことを好きになって行く。
これ以上好きになったらどうするんだろう。って思うくらい…
照れてしまった俺は
櫻井)おうっ！
この言葉しかかけられなかった。
観覧車までの列は長いのに緊張は治らない。
どうしよう。
振られたら。
やめよう。
ネガティヴな考えは。
でも……
なんてずっと思いながら食べていた…
ふと、悠希を見ると…
満開の星空を見上げていた。
綺麗だった。
悠希)綺麗だね！
そう言って俺を見たあいつは…
可愛くて綺麗だった。
ドラマとかの詐欺師がいいそうな
お前の方が綺麗だよ。
という言葉を言いたくなってしまった。
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作者名：井原ちゃん | 作成日時：2017年3月26日 1時
