鬼滅の世界に入り込みまして

第18話 不死川実弥 ページ20

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＿＿＿＿＿＿＿翌日



しのぶ「成程。それは派生しましたね。きっと霞の呼吸の派生です」


「霞の呼吸…ですか」


薄々気付いてたんだよね。
霞の呼吸みたいな凄い呼吸の派生なんて、私に出来たんだ。。



しのぶ「霞の呼吸も元は風の呼吸なので、不死川さんに見てもらうといいと思います」



し、しのぶさんまで。
確かにそうだよね。そうなるよね…
不死川さんがほんとは優しい人だって知ってるけど、それでも怖いもんは怖いんです。




なほ「しのぶさん、時透様がいらっしゃってます…！」



しのぶ「あら？珍しいですね…」




え、無一郎くん？なんで？

まさか、不死川さんの所に連れてかれるとか…
そんなんじゃないよね！



しのぶ「A！時透さんが呼んでます。いってらっしゃい」ﾆｺｯ



「え、は、はい」



あぁ、終わった…
しのぶさんの圧が凄くて行くしか選択無さそう…



無一郎「不死川さんの所行くよ」



「ほんとに行くんだ…」



無一郎「当たり前じゃん。僕言ったことはちゃんとやるからね」



無一郎に腕を掴まれている…、嬉しいけど嬉しくない…。
無一郎くんって意外と力あるんだよね。




＿＿＿＿＿＿



不死川さんの屋敷に着いてしまった…！

きっとなんとかなるよ。うん。。



無一郎「不死川さん。霞の呼吸の派生、空の呼吸を使ってるAだよ」


たまに名前で読んでくれるからその度ドキっとしてるんだよね、しかも呼び捨てで。
唐突だから心臓に悪い。



実弥「空の呼吸？初めて聞く呼吸だなァ」


無一郎「今日は見てもらう為に来たんだよね。ね？」


「そ、そうです…」


強制的にね…




無一郎「胡蝶さんが言うには霞の呼吸の派生なんだけど、一応不死川さんに見てもらいたくて」


実弥「使える型全部見せてみろォ」




あぁ、もう怖いです！！
正直今すぐ逃げ出したいくらい…



無一郎「あ、僕相手になるよ。全力でやってね」



無一郎くん相手に？全力で？
出来るかな…

でもやらないと多分酷いことになるから、全力で行くしかないよね



ふぅっ


ｽｩｰｰ



「空の呼吸 壱ノ型 包月牙」



流石柱。傷1つつきません。
まぁついてほしくないんだけどね！？

ただ、技の風かな？無一郎くんの髪がぶわっと揺れた。

次！



ｽｩｰｰｰ



無一郎くんの間合いに入り


「空の呼吸 弐ノ型 夕陽の囲み」


これまた無一郎くんの髪が揺れた。
ただの風にしてはタイミング良すぎだよね…
きっと技の風なんだ

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