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第弐佰肆拾捌話+続編のお知らせ ページ50


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伊之助と別れて、歩いているとポンッと肩を叩かれた。後ろを振り返ると、優しそうな四十代位のおばさんだった。







お久「旦那、この子“玉菊屋”が貰い受けていいかい?」







宇髄「あぁ!ありがたい!」







______

________







お久「私の事はお久と呼びな」







伊織「私は織子と言います、よろしくお願いします」







俺は玉菊屋に売られる事が決定し、黙ってお久さんの後をついて行く。







着いた先は吉原の片隅にある古風な建物で、先程まで居た所に建っていたお店とはまた別の雰囲気が立ち込めていた。







お久「ここが玉菊屋だ。あんたは今日からこの店一番の花魁である朝雲花魁の禿だよ。


ここが朝雲花魁の部屋だ、戸を叩いてから入りな。」






朝雲花魁…それは師範の源氏名…






コンコンと戸を叩くと、『お入り』と聞き慣れた声が聞こえ戸を開く。







お久「朝雲、今日からあんたの禿が一人増えるよ。ほら、織子入りな。」







俺が部屋に入ると師範は一瞬驚いた顔をして、すぐに微笑んだ。







『!!…貴方が織子ちゃんね。お久さん、この子と暫く二人きりにしてくれない?』







お久「あぁ、構わないよ。」







パタンと戸が閉まる音がして、お久さんが部屋を出ていった事を確認する。







伊織「連絡がつかなかったんじゃ…!…むぐっ」







『シーー……大きい声を出さないで、きちんと説明するから』







*******


続編に続きます。


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これから更新状態が不定期になりますが、 ご了承下さると嬉しいです。

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(プロフ) - コットンキャンディーさん» 思っている以上に伊織君ファンが多くて喜んでます笑 ありがとうございます! (2020年5月18日 23時) (レス) id: 409305a4c2 (このIDを非表示/違反報告)
コットンキャンディー(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいています!伊織くん大好きです笑体調に気をつけて下さいね!応援してます! (2020年5月18日 19時) (レス) id: 5295ad42ac (このIDを非表示/違反報告)
やぁ - 凪さん» あざます! (2020年4月26日 13時) (レス) id: 6770d884cb (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ヤルネコさん» いえいえ!喜んで頂けて何よりです。 (2020年4月21日 0時) (レス) id: 409305a4c2 (このIDを非表示/違反報告)
ヤルネコ - 凪さん» 凪さん!あなたは神ですか?ありがとうございました!!! (2020年4月20日 16時) (レス) id: ad493a3440 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年4月10日 12時

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