第佰肆拾陸話 ページ19
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Aside
『は…ぁっ…!!!』
結局兄さんの腕を掴むことが出来ず、目の前が真っ黒になり目を覚ますとそこは見慣れた場所。
『…蝶、屋敷……?』
ムクッと起き上がり、辺りをキョロキョロと見渡す。
ここが蝶屋敷である事はまず間違いないだろう。
そして服も隊服では無く、着物のような病衣を着ていた。
『…、…行かなきゃ…』
どれ程自分が眠っていたとか、そんな事は気にならなかった。ただ早く兄さんの元へ行きたかった。
でもずっと眠っていたこの身体を、動かそうと思っても足がもつれて動かしずらかった。体中の筋力が落ちてる気がする。
枕元に置いてあった日輪刀を杖代わりに、蝶屋敷を出た。
いつもは結んでいる腰までの長さの黒髪も下ろしたまま、藤の花が入った巾着も持たずに。
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凪(プロフ) - ヤルネコさん» 誤字でした.......教えて頂きありがとうございます!! (2020年4月12日 16時) (レス) id: 409305a4c2 (このIDを非表示/違反報告)
ヤルネコ - 第佰陸拾参話で、『!!名前・・・』は、どういう意味ですか? (2020年4月12日 15時) (レス) id: ad493a3440 (このIDを非表示/違反報告)
凪(プロフ) - 若葉さん» オチですか.........決めてないですね。でもいつかアンケートを取ろうかなと考えています^_^ (2020年3月13日 18時) (レス) id: 409305a4c2 (このIDを非表示/違反報告)
若葉 - おっ!!いいですね〜オチはどうするか決めているんですか? (2020年3月12日 22時) (レス) id: 4dface175c (このIDを非表示/違反報告)
凪(プロフ) - にゃんこさん» ありがとうございます^^煉獄さん推し!!!かっこいいですよね! (2020年2月6日 10時) (レス) id: 409305a4c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:凪 | 作成日時:2020年1月19日 10時