物静かな断罪人 (ページ23)

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第一断罪～お風呂の外～ページ23

？？「入隊式でしか見てないが、不思議な雰囲気してたよな」

？？「今その子はどこに？」

何人か聴いた事のない声が聞こえてくる。
どうやら清光達以外にも何人か人がいるらしい。

安定「今、その子もお風呂に入ってるよ」

？？「女湯の方で？」

安定「うん」

？？「へーまさか女湯が使われる日がくるとはな〜
女トイレとか女湯とか絶対使われないと思ってたぜ」

？？「部屋は一緒なんですよね？」

堀川「はい、一緒です。」

和泉守「でもまさか本当に同じ部屋になるなんてな〜」

堀川「なんか女の子と同じお部屋っていうのはちょっと罪悪感ありますよね...」

安定「あの子は嫌じゃないのかな？」

清光「んー訊いてみる？」

堀川「そうですね」

和泉守「で、誰が訊きに行くんだ？」

全員「・・・」

安定「清光」
清光「なんで俺！？」

安定「だって一番最初に提案したのお前だし、自己紹介もお前からだったし、なによりお前女の扱い慣れてるでしょ？」

清光「いま自己紹介関係ないよね？なんでまだ引きずってんの？あとその言い方語弊が凄いからやめてもらえる？まぁ、確かに提案したのは俺だけども...」

和泉守「じゃあ清光！頑張れよ！」
自分に火が飛ばないようにする和泉守。

堀川「頑張ってね！」
それに便乗する堀川。

清光「え、なんで行く流れになってるの！？」

安定「よし！じゃ、あの子に明日の説明し終わったら訊こうか！頑張ってね！」
流れを守る安定。

清光「お前ら...あとで覚えておけよな」
流れを受け入れた清光。

ジャッジ(そんなこと訊いて一体どうするんだ...)
塀越しにそう思うジャッジ。