第一断罪〜お風呂の中〜 ページ22
中に入ると堀川達が言っていたようにロッカーがあった。
ジャッジはロッカーをあけ、服を脱ぎ、腕輪も外し、髪を下ろす。
下ろした髪を片手に抱えながら扉を開ける。
そこは和泉守が言った通り温泉のような構造だった。
手前にはシャワー。奥には温泉にありそうな岩に囲まれた浴槽。
ジャッジはシャワーを浴び、長い髪と体を洗う。
ジャッジ(前はシスター達が洗うのを手伝ってくれていたから、この髪はそう不自由ではなかったが、一人でこの髪を洗うのは少々苦だな...
シンは疲れて寝ているだろうし...)
なんとか洗い終えたジャッジは奥手の方へと進む。
奥手の方は、高い木の塀に囲まれていた。天井は開けていて綺麗な夜空が見える。
夜空を眺めながらジャッジは、浴槽に浸かる。
??「どうだった?例の女入隊者」
しばらくすると隣の男湯の方の声が聞こえてきた。
清光「うーんまだよくわかんないかな〜」
次に清光の声が聞こえてきた。
塀が薄いのか、天井が無いからなのかは分からないが、奥手の方は誰の声か分かってしまうくらい声が隣にダダ漏れらしい。
______________
シスター、シンが何なのかは後々分かります。
男湯の人達は女湯に人がいた事なんて今までなかったので声がダダ漏れな事は知らないです。
次の話は隣から聞こえてくる男士達の会話です。
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作者名:姫刃 | 作成日時:2019年4月4日 21時