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14通目〜貴女side〜 ページ15
ー保健室ー
黒「…ｽｩ…ｽｩ…」
目の前にいる彼は私の文通相手。
ただ友達になりたかった。
それで充分だったのに
彼は私に告白して来た。
正直彼に好意を抱いてないと言えば嘘になる。
けれど私は中々返事が出来ずに居た。
私が誰か分かってしまったら
黒子くんは私を好きでいてくれるのか
怖かったから…手紙にした。
文通をやめましょうと
じゃあ、なんで私がここに居るのか。
まぁ、倒れたのがクラスに知らされるのは当たり前で
私は最後の手紙を渡しに来たから。
?「…バイバイ」
私は黒子君の手に手紙を握らせると
椅子から立ち上がり保健室の出入り口に。
.
ｸﾞｲｯ…
─────向かおうとした途端腕が引かれた。
黒「貴女だったんですね…(人1)Aさん…」
A「…っ…」
起きてたの…?
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作者名：由麻 | 作成日時：2014年1月30日 2時
