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一日目は食べ歩きして、途中から雪が降った
シンシンと舞い落ちる 冷たくて白い玉は、
掌に乗せれば溶けては消えた
温泉に入っている時は止んでしまったが
明日も歩くので まぁいいかと受け流していた
『積もりましたね』
｢夜中は酷い風がなってたからな｣
10センチ程度
歩くのに邪魔ということは無いが
気をつけなければならない
まだ誰も踏まれていない部分を
掬いとって丸めて無惨さんと距離を摂る
そして投げた
『なんで避けるんですか！』
｢当たり前だろ。いけない事をする手はどこの手だ？｣
『ｱｯ、ちょ』
｢ほら捕まえた｣
パッと意図も簡単に手首を捕まれ
そのまま手を繋がれる
大学生の頃みたいに
彼のポケットに入れられてしまった
『あったかいですね』
｢そうか？Aの手は冷たいな｣
『だって雪を触りましたもん』
･
･
･
成り行きで来た 御霊神社
そこには大きな木があり、看板を見れば樹齢約400年
へぇ…すごいな
｢私はこいつの倍以上生きた｣
『何張り合ってるんですか』
解けかけたマフラーを結び直そうと手を離せば
無惨さんが結び直してくれた
『ありがとうございます』
｢……｣
『なに』
｢私の方がすごいだろ。1000年だぞ？｣
え、、何この人。嫉妬？木に嫉妬してんの？
どんな感性してるんだと笑ってしまった
｢私より劣ってるやつに関心を向けるのは気分が悪い｣
『相手木ですけど？…ｯ..ふふっ』
いつまで経っても笑いをとめないのが気に障ったのか
顎を掬われ唇同士が重なり合う
遠くの方から｢きゃーっキスしてる｣と
歓声の声が聞こえた
顔がいいからね。この人顔だけはいいからね
左手が彼の右頬を目指して飛んだ
｢な''っ、、何故ビンタをする？｣
『軽くやったので痛くはないでしょ？』
それにここは公共の場ですから周りを見てください
私の体温は上昇しぱなっしで倒れそうです
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つあ - 鬼と人、どちらもとても素晴らしい作品でした！この作品にとても引き込まれました。この作品を作った作者様の文才に惚れます！！ 読んでるとき、とても楽しかったです。素晴らしい時間をありがとうございました！次の作品も楽しみにしていますね！ (2020年9月23日 21時) (
レス) id: 50e3ee0ebb (このIDを非表示/違反報告)
こよみ(プロフ) - みづきさん» 作品を見つけ、読んでくださり喜悦しました。他作に連載中のがございますのでそちらも今後も読んでくださると嬉しいです。私の方こそコメントを送っていただきありがとうございます。 (2020年5月4日 1時) (レス) id: 1c06e5faff (このIDを非表示/違反報告)
こよみ(プロフ) - みづきさん» 我ながら結構長いものだと思いますが、全作読んでくださりありがとうございました。私自身も鬼舞辻無惨の夢小説を探してましたが当時は今よりも少なく悲しい思いをしまして、求めるものがないのなら作ってしまおうとこの作品を作りました。同じような事を思った方がこの (2020年5月4日 1時) (レス) id: 1c06e5faff (このIDを非表示/違反報告)
みづき - 全作拝読いたしました。鬼舞辻無惨の夢小説が思っていたより少なく、このお話を見つけられて本当に良かったです。涙を堪えながら一気に読み進めてしまいました。素敵な作品、ありがとうございます。 (2020年5月1日 18時) (レス) id: 684920ac9f (このIDを非表示/違反報告)
こよみ(プロフ) - 美月さん» そう言って頂けると 色々と拘って頑張ったかいがありました。この夢小説が美月さんにとって良い時間となったのなら、この上なく嬉しく思います。こちらこそ、とても長いお話を読んでくださりありがとうございました！ (2020年3月27日 23時) (レス) id: 1c06e5faff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こよみ | 作成日時：2020年2月1日 18時
