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56.※pink ページ9

A「ちょっと、どういう事?もう寝るんじゃないの?もしかして騙したわけ」

神威「ん?何言ってるのA。寝るってアッチの寝る、だよ。決まってるじゃないか」

A「うそ、ソッチかい……!さいってい!そんなので分かるわけないじゃない!」

まんまと彼の張ったワナに引っかかってしまった私。だが、悔しいので認めようとしない私に彼はまたも甘く呟く。

神威「ソッチじゃなくてアッチ。それに、約束したのは事実でしょ。……ね、いいじゃん……俺、Aとシたい……愛したいし触りたいんだよ……そう思っちゃ、だめなの?…」

A「……う、」

ずるい質問の仕方に、返答出来ずにいると、彼がトドメのセリフを吐く。

神威「Aだって……」

━━俺のこと、欲しいくせに。

―――――――――――――――――――――――

神威「……っは……んぅ」

A「……あぁ……っや……だっ……め…」

神威「……っん……Aっ……愛してる……!」

時々、こうして体を重ねるたびに思う。
彼は、とても優しい手をしている、と。
まるで割れ物を扱うかのように、その手つきは優しい。壊すだけ、殺すだけ、失わせるだけの手じゃない。
彼の手は、こうやって人を幸せにすることができる。

━━私は、ちゃんと彼を幸せにできているの?

━━私は、大好きな彼に今まで一体何をしてあげられたの?

━━神威は、今、幸せなの?

―――――――――――――――――――――――

ピンク終了です。

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設定タグ:銀魂 , 神威 , 阿伏兎   
作品ジャンル:アニメ
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みるく(プロフ) - 黒狐さん、最後まで本当にありがとうございました〜!感謝です(;Д;)(;Д;) (2018年9月30日 19時) (レス) id: 927439fb4e (このIDを非表示/違反報告)
黒狐(プロフ) - (;∀; )いい話だった………いつか小説、書くことがあれば、見に行きます! (2018年9月30日 13時) (レス) id: ceb7e35640 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - まおさん、ありがとうございます(;Д;)(;Д;)全力で頑張ります! (2018年9月23日 13時) (レス) id: 927439fb4e (このIDを非表示/違反報告)
まお(プロフ) - 最高すぎます、一般人とは思えない語彙力でいっつも更新楽しみにしてきました!これからも頑張ってください! (2018年9月22日 19時) (レス) id: 6f6285bd1e (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - 八神さん、ですよね!神威くんかっこ良すぎます……。ありがとうございます、頑張りますね! (2018年9月10日 11時) (レス) id: 927439fb4e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みるく | 作成日時:2018年8月28日 17時

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