団長と兎.2

81. ページ34

A「……よ、嫁だなんて……！！」

神威「……まさかそこまで考えてくれてたとはね。気が早いけど。」

水月「……っ！！う、うるさい！！その代わり、またさっきみたいに泣かせたら承知しないからな！」

神威「ハイハイ。」

水月は水月なりに、一応私達のことを色々かんがえてくれているんだな……。
まだ私や神威でさえ結婚の事を考えたことはなかったのに。

A「……っ…それより、これからどうするの？もう警察としては居られなくなっちゃったんでしょ？」

別の戦艦の敵はまだ水月の指示を待っているのだろうが、後から嫌でもこの状況を見れば、全てがバレてしまうのではないのか。それに、もう組織とは言えないほど少数になってしまっている。これから立て直すのも相当厳しいと思うのだが……。

水月「それは心配いらない。これでも、ほんの一部の
部下しか連れて来ていないからな。周りの奴らには、敵に殺られたとでも言えばなんとでもなる。」

神威「……うっわ、悪い奴」

水月「貴様もな。神威。……妹を、Aを頼んだぞ。」

神威「ウン、任せてよ。」

―――

作者から、というのを間違って載せてしまいました！！すみません。。。

次からやっと日常いちゃいちゃパートです。。。

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