【フィッシャーズ】恋ノ行方短編集【ボカロ曲】

ハロハワユ【モトキ】 ページ17

満葉さんリクエスト！
※夢主病み注意
※メンバークズかも








A「ハロ…」




窓を開けて、小さく呟いた




A「ハワユ…？」





声をかけても、誰も返してくれないのに




女子アナ[本日は、全国で晴れ間が見えるでしょう]



なんて朝のニュースで言ってても




いつだって私の心は土砂降りなんだし




私もネジを巻くだけで動ければなぁ…




昔のアニメにいたような主人公みたいに




皆に愛されていたいなんて




馬鹿な事言ってないで支度をしなくちゃ




涙の跡を隠す為に、無理やり笑顔つくって




いつしか口癖になった




A「まあいっか」




今日だけで何回言ったっけ？




なんて自分に呆れてると




シルクが言った昨日の言葉がふと頭をよぎる




シルク『もうお前には全然期待なんてしてねえから』




そりゃまぁ私だって自分に期待なんてしてないし？




当然だとは思うけどさ




A(ならなんでフィッシャーズのメンバーに誘ったのよ)




なんて、喉元まで出かかった言葉




A『うん、ごめんね？』




口をついて出たのは嘘




こうして今日も私は貴重な言葉を浪費して生きてゆく




モトキ「なんで隠してんの？…言いたいこと言って笑われるのが怖いの？」



A(うるさいなぁ…)




モトキ「誰にも会いたくないって本心なの？…ホントはそばにいて欲しいんじゃないの？｣



A「ねぇ、ホントしつこいんだけど。」



モトキ「……ごめん」




曖昧という名の海に溺れて、息も出来ないほど苦しいよ




−少し声が聞きたくなりました−




なんて言えるわけないよ




A(拒絶したのに、救ってほしいだなんて…)




ああ、私って本当に弱いな…









キリ悪いですが、2へ！

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