おおかみは赤ずきんに恋をした【ザカオ】 ページ16
会いたかったんだ
触れたかったんだ
話したかった、ほんとは
かわいい君と優しい僕が
出会い、結ばれる結末(エンド)
何回も神様に願ったよ
でも…
いくら願ったところで
君に対する僕の想いは届かないんだ。
泣いてる君を慰めたくて
伸ばした腕が、震える
愛しているよ
抱きしめたいよ
だけど、できないんだよ…!
どう足掻いたって
どう願ったって
僕らが君に今までしてきたことは消えない
だから、まだ待ってほしい
今日こそ言うから
−−−−放課後−−−−
ザカオ「ねえ、シルク」
シルク「ん?」
ダーマ「なんだよ、ザカオ」
いつものように私がいじめられていると、いつも見ていただけの人がいじめてくる人を呼び止めた。
ザカオ「そろそろAさんのこといじめるのやめてくんない?」
A(え?)
なんでこの人が私の名前知ってるんだろう
なんで今まで何もしなかったのにいきなり止めに入ったんだろう。
そんな疑問がいくつも頭に浮かんだのはAだけじゃなかったようだ
ダーマ「はあ!? お前何言ってんだよ!!」
シルク「こいついじめんのやめたら、俺らのストレス溜まんじゃん!」
ザカオ「なら、代わりに俺をいじめろよ(震え声」
シルク「は、何言って…。」
ダーマ「俺らが仲間いじめられるわけねーだろ!」
ザカオ「もうこれ以上、俺の『好きな人』をいじめないでくれよ!!」
そう言ってシルクたちとAの間に立ちはだかるザカオ
何を言っているんだろう、この人は。
いじめられるしか能のない私を好き?
そんなことを考える間もなく、Aはザカオに抱きしめられた。
A「え」
ザカオ「今まで何もできなくてごめん! これからは俺が守るから…。絶対に1人で寂しい思いなんてさせないし、いじめなんてさせない。俺が守るよ。」
A「どう、して? 今さら慣れたことなのに…。」
ザカオ「ごめん、そんな風にさせちゃったのも俺が止めに入らなかったからだよね…。」
A「っ…その通りだよ。わかったら、さっさとどいて…!」
Aが言い終わるのも待たずに抱きしめる力を強めるザカオ
それは今までの自分を責めるようでいて、Aの想いを全て払拭するように優しいものだった。
ザカオ「本当にごめん、これからは何があっても俺が守る。」
−−恋が実るまで、あと少し−−
ハロハワユ【モトキ】→←おおかみは赤ずきんに恋をした【ザカオ】
15人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
墮天使ヨハネ★ダーマ推し - ダーマで、『独りんぼエンヴィー』をお願いします!この作品が好きなのでいつも見てます!!作者様も色々あるかと思いますが頑張ってください!応援しています! (2019年2月1日 1時) (レス) id: 8589870327 (このIDを非表示/違反報告)
魅鸝翹@モトキlove - モトキでいかないで書いてください!(後出来ればメアリーと遊園地も…) (2018年12月10日 17時) (レス) id: 341e4cf534 (このIDを非表示/違反報告)
らあゆ(new)(プロフ) - 残念なことに、ここにURLを貼ることが出来ないので検索かけていただけると助かりますm(*_ _)m題名の方は全く変わってませんが、作者名に(new)がついてるやつです! (2018年4月26日 16時) (レス) id: e0e06acd0f (このIDを非表示/違反報告)
らあゆ(new)(プロフ) - 皆様、大変長らくお待たせしました!新しく作り直したので、そちらの方で応援してくださると嬉しいです! (2018年4月26日 12時) (レス) id: e0e06acd0f (このIDを非表示/違反報告)
海の日 - ダーマでゴーストルールをお願いします! (2018年2月21日 23時) (レス) id: 01bd89150f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:らあゆ | 作成日時:2017年9月8日 8時