【フィッシャーズ】恋ノ行方短編集【ボカロ曲】

初恋の絵本【シルク】 ページ1

出会ったのは、高校２年の春。


クラスの人気者で、常に誰かが周りにいる。


私なんかとは比べものにならない存在の人。


そんな彼が


シルク「(ドンｯ あ、わりぃ！……って、同じクラスのAさんじゃん。」


話しかけてくれたときは、ホントにビックリしたよ。


ンダホ「なあシルク、放課後みんなでどっか行かない？」


シルク「あー、じゃあ誘いたいやついんだけど、そいつも一緒でいい？」


いつの間にか仲間内に入ってて


シルク「ちょ、誰だよ黒板に相合い傘描いたやつ！」


ダーマ「ヒューヒュー♪」


シルク「口で言うな」


冷やかされることもあったけど


シルク「巻き込んじまって悪いな。家まで送ってくよ。」


そんなとこで見せる優しさが嬉しくて


でも、どんどんとあなたは遠くなっていって…


シルク「なあ、いつまでこうして一緒に帰れんのかな？」


…もし、その時に何か言えたら


…もし、あの時にその手を握れたら


今日という日が少しは変わってたのかな？


ただ一つ、はっきりと自信を持って言えることは


あの時が私の…


貴「初恋でした。」









ごめんなさい、最初なのに短いです。
後々修正するかも。

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