2神 ページ3
爺「……!!!(ドキッ…)」
おじいさんはエル君に何度も頭を下げて去っていった。
『……お爺様、申し訳ない所存でございます。ボクは人間ではなく……(ボン!!!)』
『天空の天使なのです……(バサッ…)』
エル君は、元の姿へ戻り天使の翼を羽ばたかせ空へと舞い上がった。
『心優しきお爺様……。お爺様のこれからの未来に幸あれ……(フゥ…)』
爺「!!!雪桜……!!?これは珍しい!!!」
エル君が息を吹きかけると枯れていた桜木が雪桜が満開に咲き誇った。
『さてと……、それにしても凄い果物や野菜、米等の作物が実った広い畑ですね……。川や畑や山等こちらの場所の空間を取り替えてご利用になりますのも差し支えありませんね(ポッ…)』
(シュン!!!)
エル君は能力を使用し、おじいさんがくれた、山や川、畑や果物畑、田んぼを瞬時に自分の世界へと移動させた。
『さてと……、ボクもこちらの刀達とお帰りになりますか……(シュン!!!)』
エル君は能力をし、瞬間移動し、エル君の自宅、天空の世界へと到着した。
エル君の自宅は建物自体は完成しているが部屋の室内や家具などはまだ未完成だ。
彼の自宅の周りには、おじいさんから貰った山や川、畑や果物畑、田んぼの他にも海や桜木、花畑などもある。
彼の自宅は、雲の上に本丸があり、四季、時間、天気等も楽しめたり電気、水道、ガス等も使用出来る。
『刀を手入れいたします以前に、何も有りませんこちらでは何も致しかねますしお先にご自宅を完成させましょうか。申し訳ない所存でございます、ご自宅を完成させて手入れに取り掛かりますので若干お待ちいただけますか?(バサッ…!!!!)』
エル君は翼を広げ、大広間や温泉、 厨房、各々個室等の沢山の部屋を瞬時に完成させた。
『はぁ……』
(能力をご使用になったらただちに完成いたしますが、それでは意味はございませんので、手作業をいたしましたが……やはり重労働ですね……。後は刀を手入れいたしまして……)
『お待たせしてしまい申し訳ない所存でございます。至急、作業へ取りますので、もうしばらくご辛抱くださいね』
エル君は、刀の作業をする為に、先に115振分の刀置き台を作成した。
『えっと……』
エル君は慣れた手つきで黙読と次々と錆びて汚れていた全ての刀を新品同様に修理した。
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作者名:冬刀 | 作成日時:2022年2月21日 22時