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「契約の条件を聞きたい。」
ユウの言葉に、アズールとリーチ兄弟がニヤリと笑った。
「その潔さ、気持ちが良いですねぇ。
と、契約内容の前に、もう1つ担保を。」
「？」
「オンボロ寮の使用権ともう1つ…
Aさん。」
…来た。
私は淡々とそう思った。
「貴方の「ユニーク魔法」、そして貴方の身柄そのものも担保に加えて頂きたい。」
「な！？」
「…ぇ」
『…』
ジャックとユウの驚きを横目に、私は目を細める。
やっぱりユニーク魔法を…って、
『ん？』
でも、細められた目はすぐにパチリと開いた。
今、私の身柄も…って言った？このタコ。
『俺の…身柄？』
「えぇ。そうです。」
『ユニーク魔法だけじゃなくて？
俺の身柄も？』
「そうだと言ってるでしょう？」
『は？身柄？』
「そう何回も聞かないで頂きたい！
空気を読めよ貴方は！！！」
…いやだって、
『なんで俺の身柄も？』
「ユニーク魔法の担保は僕からですが、身柄は」
「僕が提案させて頂きました。」
後ろからの声に、私は振り返る。
言ったのは、何故かつり目だ。
『…アンタが？』
「えぇ。僕がです。」
『理由を聞いても？』
「それは皆様の前で話すのは恥ずかしいので…
“2人きり”の時にお話しさせて頂きますね。」
…ここでは話すつもりはない、ということか。
これは聞きだしても無駄だな。
そう思い、私は正面に向き直った。
『その担保、断ると言ったらどうする。』
アズールにそう聞けば、待ってましたと言わんばかりに
「貴方の“秘密”を学校にばら撒きます。」
と言った。
『…は？』
“秘密”
その言葉に反応したのは私だけじゃない。
ユウもジャックもグリムも、皆反応した。
だって、私の秘密とか1つしか無い。
コイツ…どこで性別の情報を手に入れた？
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カリナ - 3_48でクスクス笑うタレ目とかかれてありますがつり目では無いでしょうか？ (2021年8月30日 17時) (
レス) id: 5c46ccd9a8 (このIDを非表示/違反報告)
Kk(プロフ) - カナさん» ハッ！本当ですね、ダメです女バレしちゃう……！！カナ様、ご指摘ありがとうございます。訂正しました！ (2020年12月26日 12時) (レス) id: 30c3420c66 (このIDを非表示/違反報告)
カナ(プロフ) - 3―10でおもいっきり私って言ってるけどいいんですか？ (2020年12月26日 12時) (レス) id: 115331bfc2 (このIDを非表示/違反報告)
Kk(プロフ) - この作品をお待ちしている皆さん、ありがとうございます！そしてパスワードの状態が長くなり。申し訳ありません（汗）今書き途中でパスワードをさせて頂いています。もう少しで更新致しますので、ご理解とご協力よろしくお願い致します。 (2020年12月5日 9時) (レス) id: 30c3420c66 (このIDを非表示/違反報告)
ただの腐女子(プロフ) - 続きが読みたいです。 (2020年12月5日 6時) (レス) id: fe7c6e1aa3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：KK
| 作成日時：2020年11月30日 12時
