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またまた暴れた私が落ち着いたところで、話の腰が戻る。
「ま、アズールくんのテスト対策はスゴいって噂ッスからね。
欲しくなるのも分からなくないッスけど。」
「そういえば、2人とも今回の試験でアズールとは取引しなかったんスね。
レオナ先輩とか、一番楽したがりそうなのに…
あ、いや、なんでもないッス。」
素直故に、一言多くなってしまうジャック。
普段の私なら、一言多いのでは?と思うけれども今回は違う。
いいぞジャック!もっと言え!言っちゃえ!!!
「ばーか。誰が好き好んであんなインチキ野郎と何度も取引するか。
背に腹は変えられなくて取引したことはあるが…毎度碌な条件じゃなかった。
まあ、前回のマジフト大会の時の取引は楽させてもらったがな?」
『』
「どんだけ煽れば気が済むんですか…」
この人、何をそんなに私弄りしてくるの?
私そんなにヒドイことしてないよ?
強いて言うなら、パシられてる時に「おじたん」呼びを連呼してるだけだよ?
そんぐらい軽いもんじゃん。
「確かに、進んで力を借りたい相手じゃないッスよねぇ。
ちょっと無茶なお願いもホイッと叶えてくれるし、実力がある魔法士なのは確かなんスけど。」
…まあでも、ラギー先輩とレオナさんが嫌な顔をするぐらいには取引をしたくない相手。
それが、アズールだってのは分かった。
「そもそも取引ってのは、欲しいものがある方が不利に決まってる。
頭の回らない草食動物が軽い気持ちで契約すりゃ、あの手この手でカモられるのがオチだ。」
「それ聞いて凄く不安になってきた…
勝てるかな…」
そんな心配そうにするユウに、レオナさんがネタとして聞いてやるとユウの話を聞き始めた。
…このシーン、私的にはユウのことを心配してるのかな
とか思ったのは彼らには内緒だ。
特にレオナさんには。
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カリナ - 3_48でクスクス笑うタレ目とかかれてありますがつり目では無いでしょうか? (2021年8月30日 17時) (レス) id: 5c46ccd9a8 (このIDを非表示/違反報告)
Kk(プロフ) - カナさん» ハッ!本当ですね、ダメです女バレしちゃう……!!カナ様、ご指摘ありがとうございます。訂正しました! (2020年12月26日 12時) (レス) id: 30c3420c66 (このIDを非表示/違反報告)
カナ(プロフ) - 3―10でおもいっきり私って言ってるけどいいんですか? (2020年12月26日 12時) (レス) id: 115331bfc2 (このIDを非表示/違反報告)
Kk(プロフ) - この作品をお待ちしている皆さん、ありがとうございます!そしてパスワードの状態が長くなり。申し訳ありません(汗)今書き途中でパスワードをさせて頂いています。もう少しで更新致しますので、ご理解とご協力よろしくお願い致します。 (2020年12月5日 9時) (レス) id: 30c3420c66 (このIDを非表示/違反報告)
ただの腐女子(プロフ) - 続きが読みたいです。 (2020年12月5日 6時) (レス) id: fe7c6e1aa3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:KK | 作成日時:2020年11月30日 12時