8話 ページ10
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嵐山隊の皆さんには、あらかた私のトリガーセットを把握してもらっている
この隊はオールラウンダー部隊であり、木虎が前線に行って他3人がフォローに回ることが多いらしい
それを聞いて私は心底ほっとした。パーフェクトオールラウンダーで良かった、と
モールモッドに視線を向けつつ、私は木虎に話しかける
『ぁの…動きはそっちに、任せる、ね』
「！、…私に合わせるってことですか？」
訝し気に聞いてくる彼女に頷けば、どこか納得のいかない様子で分かったと返答された
その瞬間木虎がモールモッド目掛けて駆けていく
私も負けじとそれについて行った
木虎が拳銃でモールモッドに威嚇射撃をする
それだけでは簡単に倒れてくれないため、威嚇射撃をしつつ近づき、口の中に存在する核を破壊する戦法だろう
中距離からは嵐山さんと時枝が、遠距離からは佐鳥がサポート
なら、私がすべきことは───
掌からグラスホッパーを出現させ、それを次の一歩に添える
それを思い切り踏んで一気に1体のモールモッドに急接近した
勢いを殺すことなく右手にスコーピオンを出し、横切る間に相手の右脚全てを斬る
振り返ったと同時に、モールモッドはバランスを崩してその場に倒れ込んでいた
その隙に木虎が核を破壊し、1体撃破
それを見届けてから次の獲物へ駆けていく
といっても、相手の方からこちらへ向かって来ていた
グラスホッパーを再度出して獲物目掛けて駆けていく
今度は剣として使うのではなく、足技として足裏にスコーピオンを出し、核を一発で破壊する
抜くと同時に飛び退けば、そこに他のモールモッドが攻撃を仕掛けてきた
相手はトリオン兵だから捻りも何もない攻撃
だからこそやりやすい相手だとつくづく思う
だけど同時に思うことが1つあった
単純な動き、分かりやすい攻撃、やりやすすぎて───
『…ﾎﾞｿｯ つまんな』
散弾銃にシフトチェンジし、躊躇なくモールモッドに発砲する
弾はトリオン濃度の高い場所─核の方へと真っ直ぐ向かい、被弾
これで合計3体目
視線を移せば、向こう側で木虎達が戦っている姿が目に映る
『…そうだ、今は玉狛第一の皆とやってるんじゃなかった』
そんな当たり前のことに気づいた後、嵐山隊の加勢へと一歩踏み出した
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まんじゅうDX - あっ……待ってめっちゃ好きです。更新応援してます！ (2022年3月26日 23時) (
レス) @page8 id: b43443e8a9 (このIDを非表示/違反報告)
いな九尾(プロフ) - 返事、ありがとうございます。楽しみにしてます！ (2022年3月19日 23時) (レス) id: 7dc257a408 (このIDを非表示/違反報告)
Kk(プロフ) - いな九尾さん» ありがとうございます！機会があればBLEACHの作品を書かせていただきます！ (2022年3月19日 18時) (レス) id: 00d7e0ecde (このIDを非表示/違反報告)
いな九尾(プロフ) - 返事、ありがとうございます。残念ですが、Kkさんの作品はどれも面白いのでまた気が向いたらBLEACHの作品を作ってくださると嬉しいです。更新これからも頑張ってください！ (2022年3月19日 10時) (レス) id: 7dc257a408 (このIDを非表示/違反報告)
Kk(プロフ) - いな九尾さん» 初めまして。BLEACHの作品ですが、勝手ながら削除してしまいました。理由としては、単純に長続きしないと判断したためです。なら作るなよって話ですが…楽しみにしていたにもかかわらず、こちらの勝手で申し訳ないです。 (2022年3月19日 10時) (レス) id: 00d7e0ecde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：KK
| 作成日時：2022年3月18日 23時
