38話 ページ40
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今日は過去一頑張った気がする
一変に10人近くの人と交流するなんて、天変地異が起こらない限り私にはあり得ないことだった
それはもう色んな話をしましたとも
前話にあった初詣から始まり(メタい)、ゲーム、ハマってるアニメや漫画、おすすめYou〇uber、ドラマやら、2月から始まるランク戦 ect.
幅広いジャンルのネタを出し切ったんじゃないかと思うくらいに
そして、皆食べるのなんの(特に男子)
大盛りが少ないとかほざいたのはとりまるで、それを聞いた小荒井や南沢辺りが負けじと食い意地を張り、もう大変だった
お腹はち切れないの君ら、と言いたげに私を含めた女性陣はドン引き
あ、香取に関してはとりまるにだけカッコいいと惚けていた
恋は盲目とはよく言ったものだ
さて、皆食べ終わったところで割り勘で精算し、それぞれが本部、家、支部へと別れた
普通に防衛任務やらやることあるからね
私はというと、とりまると肩を並べて玉狛へと向かっている途中だ
『…で、とりまるさん』
「何だ有馬さん」
『ノってくるじゃん…じゃなくて、今日バイトどうした』
「修の特訓任せた時の休みを今日にしてもらった」
『納得…で、今日のあの集まりの意図は?』
「お前の寂しいコミュニティーを広げよう作戦…?
修達とある程度仲良くなってきたし、丁度いいだろ
それに今日、俺の背に隠れず周りの奴とちゃんと話せてたし」
『何かその言い回しウザ…まあ、それはそうなんだけど…
唐突なイベント企画は心臓に悪いからやめよ???』
「予告したらお前絶対逃げるだろ」
『…』
とりまるの言葉に勿論図星な私は、ソロ〜ッととりまるから視線を逸らす
そしたら溜息を吐かれました。悲ちい
いつも嘘ばっか平気でついて、桐絵ちゃんをいじりまくってて、私のことをトコトン馬鹿にしてくる野郎だけど…私のことを心配してくれてるのは、アホだ何だと言われる私にだって分かる
だから強くやめろ、なんて言えやしないのだ
とりまるには色々助けられているからこそ、頭が上がらない
『…去年から色々、ありがとね』
目を逸らした状態でお礼を言う
何となく、顔を見てお礼を言うのは恥ずかしく感じたから
「…」
返事が中々返ってこない
不思議に思っていると、心なしか足音が自分の物しか聞こえない
立ち止まって振り返れば、とりまるが立ち止まって呆然とした顔を私に向けていた
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「…明日はスコーピオンでも降るのか?」
『お前人の感謝を何だと思ってんだよ』
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まんじゅうDX - あっ……待ってめっちゃ好きです。更新応援してます! (2022年3月26日 23時) (レス) @page8 id: b43443e8a9 (このIDを非表示/違反報告)
いな九尾(プロフ) - 返事、ありがとうございます。楽しみにしてます! (2022年3月19日 23時) (レス) id: 7dc257a408 (このIDを非表示/違反報告)
Kk(プロフ) - いな九尾さん» ありがとうございます!機会があればBLEACHの作品を書かせていただきます! (2022年3月19日 18時) (レス) id: 00d7e0ecde (このIDを非表示/違反報告)
いな九尾(プロフ) - 返事、ありがとうございます。残念ですが、Kkさんの作品はどれも面白いのでまた気が向いたらBLEACHの作品を作ってくださると嬉しいです。更新これからも頑張ってください! (2022年3月19日 10時) (レス) id: 7dc257a408 (このIDを非表示/違反報告)
Kk(プロフ) - いな九尾さん» 初めまして。BLEACHの作品ですが、勝手ながら削除してしまいました。理由としては、単純に長続きしないと判断したためです。なら作るなよって話ですが…楽しみにしていたにもかかわらず、こちらの勝手で申し訳ないです。 (2022年3月19日 10時) (レス) id: 00d7e0ecde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:KK | 作成日時:2022年3月18日 23時