29話 ページ31
毎日遊真と模擬戦を繰り返す日々
最近は勝率五分となってきて、内心焦りを覚えている
といってもスコーピオンだけの場合、だけど
私の戦術は弾トリガーやグラスホッパーも駆使したものだし
スコーピオンの使い方?それに関してはまだ教えていない
遊真曰く、スコーピオンで私を勝ち越してからがいいらしい
「うーむ、今日も勝ち越せなかった」
『ま、まだ負けるわけにはいかないんだなぁ』
「といっても今日は6:4だし、俺がアリマ先輩を超える日は近いね」
『スコーピオンだけ、の話だから
まだ私の方が強いですぅ!!!!』
「ほほう、勝ち越せたあとが楽しみだ」
あれ、これからも対戦する宣言された気がする
…まぁ、気のせいだよね!!!!(フラグ)(必死)
「空閑、もう有馬先輩と仲良くなったんだな」
「羨ましいか?修」
「えっ、いや、そういうわけじゃなくて…」
赤面しながら否定とかお前はツンデレか?
等という事は言えるはずがなく、私は黙りこくる
すると後ろからとりまるが私を呼んだ
…あ、そうだ今日防衛任務…
『それじゃあ遊真、今日はここまでね』
「ふむ、ありがとうございました」
「い、いってらっしゃい」
『ぃ、いってきます…』
見送ってくれるのは嬉しいけど、未だにコミュ障が発現するから申し訳なさこの上ない今日この頃
「お前、遊真以外とはまだコミュ障拗らせてるのか」
『仕方ないじゃんあんま話してないし
てか遊真だって話せるようになったの最近だし…』
「…」
これを言ってしまったのがいけなかったんだと思う
・
「じゃあ、俺今日バイトだから修のこと頼んだ」
『唐突の“じゃあ”で戸惑いしかないんだが
つか嘘つけお前今日バイト休みだろ????』
「急遽バイトしたくなったっていったら融通利かせてくれた
お前もそろそろ修達と仲良くなれ、いいな?」
『誤魔化すことなく言いやがったよコイツ…!
そしてお前はどこぞの母ちゃんか?
お前みたいなモサモサしたイケメン母ちゃんいりません』
何故か今日、三雲の面倒を見る羽目になってしまった
そして、余計な一言のおかげでとりまるからチョップを食らう始末
当然、置いてけぼりな彼は唖然とした顔で自身の師匠─とりまるを見送る
私は怒りで噴火しそうだよ、ホントに
「あ、あの…無理せずに嫌だったら言って下さい」
『…ぅん…』
「…」
おい、後輩を困らせるな私
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まんじゅうDX - あっ……待ってめっちゃ好きです。更新応援してます! (2022年3月26日 23時) (レス) @page8 id: b43443e8a9 (このIDを非表示/違反報告)
いな九尾(プロフ) - 返事、ありがとうございます。楽しみにしてます! (2022年3月19日 23時) (レス) id: 7dc257a408 (このIDを非表示/違反報告)
Kk(プロフ) - いな九尾さん» ありがとうございます!機会があればBLEACHの作品を書かせていただきます! (2022年3月19日 18時) (レス) id: 00d7e0ecde (このIDを非表示/違反報告)
いな九尾(プロフ) - 返事、ありがとうございます。残念ですが、Kkさんの作品はどれも面白いのでまた気が向いたらBLEACHの作品を作ってくださると嬉しいです。更新これからも頑張ってください! (2022年3月19日 10時) (レス) id: 7dc257a408 (このIDを非表示/違反報告)
Kk(プロフ) - いな九尾さん» 初めまして。BLEACHの作品ですが、勝手ながら削除してしまいました。理由としては、単純に長続きしないと判断したためです。なら作るなよって話ですが…楽しみにしていたにもかかわらず、こちらの勝手で申し訳ないです。 (2022年3月19日 10時) (レス) id: 00d7e0ecde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:KK | 作成日時:2022年3月18日 23時