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25話 ページ27

遠征部隊との戦いから1週間
あれから私は平凡な日々を過ごし───


「アリマ先輩、今日こそは戦ってよ」

無理ィ゙…

「アンタねぇ…」


…てません
玉狛支部に顔を出せば、空閑から模擬戦を申し込まれる日々です
皆さんはどうお過ごしでしょうか(白目)

桐絵ちゃんが呆れた様子で空閑を見ているけど、それなら助けて欲しいというのが本音というか願望というか…


『ぎり゙え゙ぢゃ゙ん゙!!!』

「うわ、ちょっとあたしの後ろに隠れないでよ!」

『うわ、の言い方がマジすぎて泣いた』

「いずれ隊を組む仲でしょーが
今のうちに仲良くしときなさいよホントに」

『桐絵ちゃんにしてはマトモなこと言ってる…(驚)』

「あたしだってマトモなことくらい言うわよ!!」


だって桐絵ちゃん、プライドがエベレスト級で素直にもの言わない…あ、ごめんなさい謝るからその拳を収めて下さい


「なんか騒がしいと思ったら…また小南先輩と有馬か」

「俺が戦って欲しいってアリマ先輩に頼んだら、いつの間にかこうなってた」

「あぁ、意味が分からんな
というかお前、まだ有馬と模擬戦してないのか」

「意外と先輩のガードが堅いのだ」


あ、いつの間にかとりまるがリビングに来てる
それに気付いた桐絵ちゃんがとりまるにギャンと吠えた


「とりまる!Aを何とか遊真と戦うよう説得して!!」

『ちょっと桐絵さん!?』

「確かにお互いの実力を知らないのは、チームを組む上で不利になるっすよね
てなわけで有馬、遊真と戦え」

『いや説得雑か!!?そして断固拒否!!』

「何でそんな頑なに断るんだ?
俺達の時はアッサリだったろ」

『あれは!!迅さんが!!強制的に!!連行したんでしょーが!!』

「あぁ、そう言えばそうだったな。小南先輩」

「オーケー」

『…あっ、』


何で言っちゃったの私の馬鹿ー!!!!という叫びと同時に桐絵ちゃんととりまるが私の両腕を拘束
逃げようとジッタバッタするが、生身の腕力がカスな私が逃げれるはずもない(握力13)


「良かったな遊真。有馬が戦ってくれるらしい」

「おぉ、それはどうもありがとう」

『誰も戦うっつってないわボケ!!!!』

「そうなのか?」

『ヒッ…ぃゃ、ぁの…』

「後輩相手に何委縮してんのよ
あんた本当にヘタレね」

『コミュ障って言って!!!!!
私は決してヘタレじゃない!!!』


ズルズルと2人に引きずられ、トレーニングルームに放られてしまった

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まんじゅうDX - あっ……待ってめっちゃ好きです。更新応援してます! (2022年3月26日 23時) (レス) @page8 id: b43443e8a9 (このIDを非表示/違反報告)
いな九尾(プロフ) - 返事、ありがとうございます。楽しみにしてます! (2022年3月19日 23時) (レス) id: 7dc257a408 (このIDを非表示/違反報告)
Kk(プロフ) - いな九尾さん» ありがとうございます!機会があればBLEACHの作品を書かせていただきます! (2022年3月19日 18時) (レス) id: 00d7e0ecde (このIDを非表示/違反報告)
いな九尾(プロフ) - 返事、ありがとうございます。残念ですが、Kkさんの作品はどれも面白いのでまた気が向いたらBLEACHの作品を作ってくださると嬉しいです。更新これからも頑張ってください! (2022年3月19日 10時) (レス) id: 7dc257a408 (このIDを非表示/違反報告)
Kk(プロフ) - いな九尾さん» 初めまして。BLEACHの作品ですが、勝手ながら削除してしまいました。理由としては、単純に長続きしないと判断したためです。なら作るなよって話ですが…楽しみにしていたにもかかわらず、こちらの勝手で申し訳ないです。 (2022年3月19日 10時) (レス) id: 00d7e0ecde (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:KK | 作成日時:2022年3月18日 23時

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