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14話 ページ16

最初のうちは5人で行動していた
固まって動いた方が遠征部隊は中々殺しきれないだろうし、何より今回は地形が悪い。狙撃手が嫌う、射線が通らない場所をわざわざ選んだんだから
だけど、それはあっちも考慮している筈
次にとってくる手としては───


「次はこっちを分断しに来そうだな」

「その場合はどうする?」

「別に問題ないよ」


迅さんの言葉に心の中で同意見と呟く
嵐山隊はサポートがピカイチな部隊だ
何としてでも分断させたいはず


「何人か嵐山たちに担当してもらうだけでもかなり楽になる
風間さんがそっちに行ってくれると嬉しいんだけど、こっちに来るだろうな」

「うちの隊を足止めする役なら、多分三輪隊ですね
三輪先輩の鉛弾がある」

「どうせなら分断されたように見せかけて、こっちの陣に誘い込んだ方がよくないですか?」

「そうだな、賢と連携して迎え撃とう」


はて、そしたら私は迅さんと連携することになるのだろうか
迅さんを見上げながら考えると、見透かされたように嵐山達のフォローに回ってくれと彼から指示を出された
それを聞いてちょっと納得してしまう。何故この3日間、嵐山隊と行動させたのかを


「できるな、有馬ちゃん」

『…はい!』

「よし」


いつもよりもはっきり返事を返せば、迅さんに頭を一撫でされる
こうして私は嵐山隊と一緒に迅さんと別れたのである

二手に分かれ、大分迅さんから遠ざかっただろう場所で全員足を止めた
すると時枝が推測した通り、三輪隊の前線組は勿論、他に出水先輩も私達に立ちはだかった


「嵐山隊、何故玉狛と組んだ?玉狛はネイバーを使って何を企んでいる?」


ギンッと三輪先輩の眼光が何故か私にも向けられ、悲鳴を上げながら藍の背中に隠れる
…後輩の背中に隠れて恥ずかしくないのか?という出水先輩と米屋先輩の視線は見なかったことにしよう←


「玉狛の狙いは正直よく知らないな
有馬…も多分詳細は知らされていないだろうから迅に聞いてくれ」


事実なのだが、嵐山さんのフォローに私は涙した
嵐山さんがモテるのも分かる気がする

迅さんには考えがあるんだと嵐山さんが説得するが、勿論納得していない三輪先輩
おまけにネイバーの排除がボーダーの責務だという始末
その言葉に私は引っかかりを感じた
それも確かに責務の1つかもしれないけど、それ以外にもボーダーが存在する理由があるんじゃないかって

だって、現に私がボーダーに入った理由は“それ”じゃないから

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まんじゅうDX - あっ……待ってめっちゃ好きです。更新応援してます! (2022年3月26日 23時) (レス) @page8 id: b43443e8a9 (このIDを非表示/違反報告)
いな九尾(プロフ) - 返事、ありがとうございます。楽しみにしてます! (2022年3月19日 23時) (レス) id: 7dc257a408 (このIDを非表示/違反報告)
Kk(プロフ) - いな九尾さん» ありがとうございます!機会があればBLEACHの作品を書かせていただきます! (2022年3月19日 18時) (レス) id: 00d7e0ecde (このIDを非表示/違反報告)
いな九尾(プロフ) - 返事、ありがとうございます。残念ですが、Kkさんの作品はどれも面白いのでまた気が向いたらBLEACHの作品を作ってくださると嬉しいです。更新これからも頑張ってください! (2022年3月19日 10時) (レス) id: 7dc257a408 (このIDを非表示/違反報告)
Kk(プロフ) - いな九尾さん» 初めまして。BLEACHの作品ですが、勝手ながら削除してしまいました。理由としては、単純に長続きしないと判断したためです。なら作るなよって話ですが…楽しみにしていたにもかかわらず、こちらの勝手で申し訳ないです。 (2022年3月19日 10時) (レス) id: 00d7e0ecde (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:KK | 作成日時:2022年3月18日 23時

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