※ ページ19
「風呂入ろ？」
･･･え？
そんなさらっと誘ってきてるけど、私達一緒に入った事なんてないよ？
「嫌だよ。」
「･･･こんな所まで来て別々に入る方が嫌。」
って綺麗なワンピースの後ろのファスナーを下ろしてきててびっくりした。
背中にキスを落としながら、
「いいじゃん。今日の可愛いAと一緒に入りたいんだよ。」
っていつになく甘々で私もこの特別な空間で断れなくなってきちゃった。
「でもメイク落としちゃったら元通りだよ？」
「それがいいんじゃん。」
なんでわざわざ綺麗にメイクして貰ったんだろっていう返事で気が抜けるわ。
「正直違う人になったみたいでちょっと嫌だったから早く落とそ？」
･･････負けるわ。
ホントに太輔に取っては私は小さい頃のまんま変わらずいて欲しい存在なのかな。
外見内面含め変わって欲しくないのかも。
目まぐるしく変化する世界で生きてる太輔が私を求めてる理由がなんとなくわかった気がした。
初めて２人で入るお風呂にドキドキしながら湯船に浸かるとすぐ正面から膝の上に乗せられた。
「このまま入っちゃうかも･･･。」
髪の毛から水が滴り落ちてる太輔にじっと見つめられて。
「･･･今キング降臨してるんですけど？」
あまりに直視出来ない光景に恥ずかしさを誤魔化すように言う私はほんとに可愛くない。
太輔が普通の彼氏だとしても私に取ってはものすごく夢中な彼氏に変わりない。
毎回ドキドキ隠すのもう限界かも。
「･･･A、オレの事カッコイイとか思ってんの？」
当たり前じゃん！
何言ってんだろ？って思って睨んじゃったよ。
途端はあーって脱力して抱きしめられた。
「･･･良かったあ。オレの事なんてまだ幼なじみの兄ちゃんからそんなに抜け出せてないのかと思ってたよ。」
太輔の言葉にもびっくりだけど、それ以上に太輔が私の事を思ったよりちゃんと彼女として見てくれてる事にもっと驚いた。
なんていうか、ほんとに最近は家族愛に近いものなのかな？なんて思ってたから。
「･･･好きだ。」
初めての太輔からの好き、はきっと照れ隠しで抱きしめられたまんまだったけど、私にもそれがちょうど良かったんだ。
「太輔？ほんとは私いっつも太輔にドキドキしてるんだよ？」
って言ったらバッて顔見られた。
「マジで？」
真剣に聞いてくるからうんって。
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Haru(プロフ) - 美紀さん» 美紀ちゃん♪ここは皆さんが投稿してくれる所なので良かったらボードかメッセ欄から送って頂けたら嬉しいな(^^) (2018年5月2日 10時) (
レス) id: 476aea9d9a (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - はるちゃんって呼んでもいい (2018年5月1日 18時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - 美紀さん» 美紀ちゃん♪良かったらまたコメントしてね(^^)待ってまーす！ (2018年4月15日 16時) (レス) id: 476aea9d9a (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 作者さんタメでいいよ美紀敬語とかいやだから作者さんが良ければ仲良くなりたいです友達兼ネッ友から美紀か美紀ちゃんって言われてるけど好きに呼んで (2018年4月15日 10時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - 美紀さん» オール担の方に最高って言って貰えて幸せです♪ありがとうございます！嬉し過ぎますっ！コメありがとうございました！ (2018年4月14日 20時) (レス) id: 476aea9d9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Haru
| 作成日時：2018年2月11日 22時
