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「あー!気に入らねえな!」
コソコソ声に痺れを切らしたみっくんが帰るなり突如大きい声出してる。
「皆タマなんだよ。なんだよ。ムカつくっ。」
ほんとはそんな事思ってないクセに荒れてる振りしてるから可愛いいし。
・・・ちょっと私の玉ちゃんへの想いにヤキモチ焼いちゃったから照れ隠しなんでしょ?
ニヤニヤしてそんなみっくんを眺めてると何だよ?って。
「みっくんにもちゃんと人並みにそういう感情あったんだなって。」
ふふふふって、不気味に笑いながら言う私に悔しそうに舌打ちしてる。
気を取り直して、こんな早い時間から2人で夕食食べられる事なんてないから張り切って料理教室で磨いた腕前を披露する。
「うまい!」
本気でがっついて食べてるみっくんを見て、今まで結構無理して食べてくれてたんだなって。
・・・そういう所、ほんとに優しいんだよね。
「でもさー。Aちゃんって何でも出来そうなのに料理教室通ってるって、意外じゃない?」
「関西の味じゃタマが物足りないかなってこっちの味知る為に通ってるらしいぞ?」
口いっぱい放り込んでもぐもぐしながら言うみっくんの言葉にえ?そうなの?って。
「おまえとはもはやレベルが違うみたいぜ?
・・・何もかも。」
嫌味たっぷりに言うみっくんにカッチーン来た!
「そうよね?!
彼氏だってAちゃんの彼の方が何倍も優しそうだし?大事にしそうだよねっ。それに加えあのかっこよさなんて!みっくんには料理も出来なくてスタイルだって平々凡々の私くらいがちょうどお似合いなんだからねっ?」
まくし立てて言う私に肩肘付いて余裕そうに聞いてるみっくんが更にムカつく!
「なによ?!玉ちゃんの彼女が美人だって聞いてのこのこ付いてきてさ?自分の彼女との落差感じて何が楽しいのよ?」
・・・言ってて悲しくなってきた。。。
「そうだな・・・。タマのAちゃんは本気でいい女だったからマジでビビったよな。」
納得しながら冷静に聞いてるしっ。
「でもどっちかっつーと、オレは可愛らしくてプニプニしてて触りがいがあって
こうやって頑張ってオレの為に上手い料理習って作ってくれるAっちの方が好きだな。」
・・・キュン来た。
「・・・上手い軟禁の仕方ですね?」
「誰が軟禁してんだ?!」
こんなバカなやり取りが出来るのもみっくんだからだよね?
だから私はみっくんと離れられない。
みっくんに恋する彼女2
続く
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Haru(プロフ) - 美紀さん» 美紀ちゃん♪ここは皆さんが投稿してくれる所なので良かったらボードかメッセ欄から送って頂けたら嬉しいな(^^) (2018年5月2日 10時) (レス) id: 476aea9d9a (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - はるちゃんって呼んでもいい (2018年5月1日 18時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - 美紀さん» 美紀ちゃん♪良かったらまたコメントしてね(^^)待ってまーす! (2018年4月15日 16時) (レス) id: 476aea9d9a (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 作者さんタメでいいよ美紀敬語とかいやだから作者さんが良ければ仲良くなりたいです友達兼ネッ友から美紀か美紀ちゃんって言われてるけど好きに呼んで (2018年4月15日 10時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - 美紀さん» オール担の方に最高って言って貰えて幸せです♪ありがとうございます!嬉し過ぎますっ!コメありがとうございました! (2018年4月14日 20時) (レス) id: 476aea9d9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Haru | 作成日時:2018年2月11日 22時