※ ページ5
・
「わざわざありがとう。」
「おう。」
「「・・・・・・・・・。」」
会話、ない。
太輔が誰とか別に説明する必要もなさそう。
それより、ほろ酔いで見る私の旦那様
一段とかっこよくて横目でチラチラと盗み見してしまう。
今日のネクタイも私が選んであげたんだし。
やっぱりこのスーツの色によく合ってる。
でも、顔疲れてるみたい。
帰ったら胃に優しそうなもの作ってあげなきゃ。
そんな事を考えてたら酔いも手伝って、車の揺れと
ひろくんとの空間が幸せでいつの間にか眠っていたらしい。
唇にひろくんの感触があって目を覚ますと
目の前にひろくんの顔。
「・・・・・・着いたよ。」
「ごめん、寝ちゃって。」
「いいよ、そんなの。疲れちゃった?」
・・・・・・それより、さっき私にキスしたんだよね?
せめて起きてる時にして欲しかったな。
せっかくキスしてくれたのに全然した感ないじゃん。
_______寂しいって言わなきゃダメだよ
ふと、さっきの太輔の言葉が過ぎる。
車を降りようとするひろくんの腕を掴んだ。
「・・・どした?」
「ひろくんっ、あのね、あのっ・・・さっきのっ、」
続き・・・して欲しい、って。
やっぱり言えない。
そんなひろくんはまだずっと無表情が続いてる。
「キス、して欲しいの?」
「えっ、あのっ、う、うん。」
「その前に、聞きたい事あるから家に入ろう。」
うん?
せっかくキスして欲しいって伝わったのに
簡単にスルーしてくるひろくんってほんっとSだよね・・・。
ぴえん、ってなりながら車から降りたら少しふらついて気が付いたらひろくんが支えてくれてた。
「ったく。こんなになるまで飲みやがって。」
「ごめん、こんなはずじゃなかったんだけど。・・・っていうか、ひろくん、なんか怒ってる?」
私の問いかけには答えず
そのまま肩を抱かれて玄関に連れてかれて
無言でリビングのソファに座らされる。
コップにお水を入れて持ってきてくれて
隣りに座ってきて「飲んで」と渡してきた。
コクコクと半分ほど飲み干した私を見守った後
おもむろに私に体を向けてきた。
「・・・で?元彼となんで食事なんて行ったか聞かせてくんない?」
あれ?
何とも思ってなかったんじゃなかったんだ。
1643人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
mora(プロフ) - 通帳確認してみようかしら。もしくは、2年くらい飲まず食わずならいける?笑 (2020年9月13日 14時) (レス) id: daf44fdab0 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - moraさん» そうなのよ、500万だよ?頑張ったらいける(?)貯めよう(笑) (2020年9月13日 13時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - nayuさん» お得感出てきたよね?!(笑)うっかり払ってしまいそうになるー、ないけど(笑) (2020年9月13日 13時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - あやかさん» どの続編気になる?!またこっそり教えて(笑) (2020年9月13日 13時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - さっこさん» いや、この話だいぶ長編案件なのよ。。そこまで書くと短編じゃ書ききれないなーって。だいぶ奥深い闇の長編になるでしょ?(笑)私も、宝くじしかねーなって思ったよ(笑) (2020年9月13日 13時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Haru | 作成日時:2020年7月9日 21時