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「良い子達じゃん。二人とも素直で可愛い。」


「・・・それは、どうも。・・・っていうか、こういうのもうやめて欲しい。」




いくら子供が宏光を受け入れようと
私は・・・無理に決まってる。




「・・・俺じゃダメ?そりゃ俺はすぐに結婚、とかしてやれないし、外で会ったりも出来ないけど・・・」


「いや、違うっ。そうじゃなくてね?」





なんで私が宏光を好きな前提なのかな?
再会した時からずっと宏光はそこは疑ってないっていうか。




・・・間違ってはない、けど。




向き合えないんだって。
そもそも恋愛に臆病になってるのに
誰とも付き合う気なんてなかったのに



いきなり、気になってた宏光が現れて
いきなり付き合おう、なんてさ・・・




「そうじゃ、なくて?」





私の気持ちなんてわからないんだよね。
単純に疑問をぶつけて来る、その瞳を見る事が出来ない。




「もっ、もう!恥ずかしいんだよっ。私、恋愛対象として見られるような女じゃないのっ、か、体とかね?もう終わってるのっ!」





こうなったら正直に言ってしまったら楽かもしれない。



こんな私が宏光に抱かれるなんて
そんな図々しい女にはなれない。





顔真っ赤だきっと。
なんでこんな歳になってこんな恥ずかしい事言わなきゃいけないのよっ、



バカみたいバカみたい



宏光の顔なんて見れるわけなくて俯いてると
なーんだ、という声とともにギュッて抱きしめられた。






「かわいい理由。」


「か、可愛くなんかないんだって、」





情けなくて泣きそう。
なんで私はこんなに温かい心地いい胸の中にいるんだろう。



やっぱりこの胸の中は昔のまんま、宏光の匂いもあって
懐かしさとともに安心してしまう。






「気にすんなって。んなもん暗くしたらわかんねーべ?」


「ばっ、バカっ!もうっ、やだっ!」




想像するだけでも無理っ。
何年、そういう事とご無沙汰してることか。




何がおかしいのかふふっと笑う宏光。
耳に響く胸の音や声がダイレクトに響いて戸惑う。

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設定タグ:北山宏光 , Kis-My-Ft2   
作品ジャンル:恋愛
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mora(プロフ) - アンケートこたえてきましたよー! (2020年6月27日 22時) (レス) id: daf44fdab0 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - あやかさん» 優しめと激しめってほんと温度差があると思うんですよ(笑)いつか二人がその温度差を埋めていけば良いなぁ、という解釈でお願いします(笑)次は恋の闇♪ (2020年6月27日 11時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - りーちゃんさん» いや、確かにわかります(笑)私もその願望の塊です()いつかりーちゃんさんをめちゃくちゃにしたいと思いますのでよろしくお願いいたします(笑) (2020年6月27日 11時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - 同窓会の更新ありがとうございます!つ、つ、つ、ついにー!!!これで優しめとか、どんだけ激しいのか気になるなぁ〜 (2020年6月27日 8時) (レス) id: d1d73bb006 (このIDを非表示/違反報告)
りーちゃん(プロフ) - わたしめちゃくちゃにされたい願望強すぎなんですね(笑)激しめの北山くんばかり欲しております(笑) (2020年6月26日 18時) (レス) id: 21de289748 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Haru | 作成日時:2019年11月22日 21時

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