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「･･････A、なんか、･･･」




ダメダメっ！



なんでこんなコンディションが整ってない日に限って明るい部屋で裸を晒してるんだろう？




太輔が私の体を凝視してるっ、




ジムを怠ってるダルダルな体。
失恋して、やつれる所かヤケ食いに走って
たるんでしまったお腹回り･･･



あぁ、消えてしまいた「なんで、こんな可愛いの？」




・・・へ？




「なんかふっくらした？すげー色っぽくなってる、」


「いろ･･････？」



「･･･っつかさ、マジで俺と別れてから他の男となんもなかったよな？」





あれ？途端不機嫌。
表情がコロコロ変わる太輔についていけない。




他の男？
ヤケ食いしかしてないよ？あの三人とは。







･･･そういや、それぞれにキス、されたけど



その事と私の体がたるんでる事はなんの関係もない。




「一ヶ月近く離れてただけなのに更にいい女になってるってどういう事？」





サラニイイオンナ？




太輔の目がおかしい。
久しぶりに会って何かフィルターでもかかってるんだ。
それならそんなありがたいの事はない。




「電気･･･消そ？」


「･･･やだ。」






嘘でしょ？




私はこんな煌々と明かりの灯された部屋で
太輔に体中を見られて触られるの？




恥ずかしくて泣きそうで
でも、そんな私の恥ずかしさなんてすぐにどうでも良くなるほど太輔が愛してくれた。



抱かれてると羞恥心なんて忘れて
久しぶりの太輔の体温や息遣いに夢中になって･･･、




恥ずかしくて泣きそうだったくせに
終わった頃には幸せで泣きそうになった。



太輔ともう一度戻れて良かった。
こうしてまた愛してもらえたらやっぱり私には太輔しかいないって思わずにはいられない。





行為の後、お互い何も言葉を交わすことなく
太輔は私を後ろからずっと抱きしめてくれてる。



ふとした時に太輔の手がお腹に下りてきた。




「･･･A？もうジム行くのやめない？」




・・・やっぱりお腹だるだるだってバレてんじゃん、、、

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