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「･･･会えないって言った。」
半ば諦めた顔してオレを迎え入れるAは
もう見てらんないくらい泣き腫らした顔してる。
それがオレの為の涙じゃないってわかるから
嫉妬と悔しさが入り交じる。
それでもAが心配で堪らず抱きしめた。
「こういう時の為にオレがいんのに一人で溜め込むなよ。」
ほんとは彼氏と別れて万々歳のはずのオレと
真逆のテンションでいるA。
「･･･そんだけそいつの事好きだったんだな･･･。」
わかっちゃいたけど
その現実を突き付けられて気持ちは複雑だ。
「私ね？好きな人いるって言ったよ？」
「うん。」
「最初は信じてくれなかったんだけどね？でも構ってやんなかったオレのせいだなっなんて言うからっ。」
言いながらまた泣き出すAの顔を覗き込んだ。
「遅いよ、そんな事言ったって。これからはオレがAの傍に嫌って程いてやるんだからさ。」
あまりにも元カレに未練を残してるようなAを早くオレでいっぱいにしたい。
「･･･嫌って程いてくれるの？」
「おー。覚悟しろよ？」
「嘘だ。そんなキャラじゃないでしょ？」
「･･･キャラ変したんだよ。」
何それ？って泣きながら笑ってる。
「だからさ、」
だから･･･
オレはAの両頬を包み込んで涙を親指で拭った。
「早く忘れて？」
ゆっくりと、静かに頷くAの唇を塞いだ。
･･････。
「ってかやけにいい匂いすんな。」
誘ってるな、確実に。なんて都合良く捉える。
「帰ってすぐお風呂入ったの。」
そう言いながら自分の服の袖クンクンしてる。
「･･･いつもと違う入浴剤？」
「そうかな。最近これだよ？」
･･･そっか。
オレ最近Aんちで風呂なんか入ってねーし
だから風呂上がりのAも知らなかったんだ。
「･･･こういうの、久しぶりって事か。」
「そうだね。来てくれてもすぐ帰っちゃってたもんね。」
「オレ頑張ったろ？」
「･･･うん。寂しかったけどね。」
「ご褒美ちょうだいよ？」
腕引っ張ってすぐそこのベット連れ込む。
「･･･どんなご褒美がいいの？」
「ずっとキスしてたい。」
言いながらまた、唇を塞いで押し倒した。
お互い横向きで顔見合わせてチュッチュッって。
オレこんな風にキスしたかったんだ、きっと。
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Haru(プロフ) - 恵美さん» ２回も読んで頂いたなんて嬉しすぎます！スッキリしていただけて良かった笑 ほとんどの作品読んで頂いてるなんて、光栄です。。また遊びに来てくださいね♪ (2018年6月15日 12時) (
レス) id: d599b5b4d0 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - moraさん» 本当にたくさんの応援、コメントありがとうございました！他の作品でもパンチの効いたmoraさん節楽しみにまっています(ﾌﾟﾚｯｼｬｰ笑)またボードにもお邪魔しますね！ (2018年6月15日 12時) (レス) id: d599b5b4d0 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - moraさん» 水上さん目線はもはや私目線 笑私もその飲み会充分飲み明かせます。moraさんと共に♪ (2018年6月15日 12時) (レス) id: d599b5b4d0 (このIDを非表示/違反報告)
恵美(プロフ) - こんばんは！夜分にすいませんm(_ _)m2回読み直ししました。良かったです！スッキリしました。ほとんどの作品を読まさてもらってますので…更新楽しみにしてますね。おやすみなさい。 (2018年6月15日 0時) (レス) id: d7fb3062c5 (このIDを非表示/違反報告)
mora(プロフ) - 完結おめでとうございます！おつかれさまでしたー！こんなに素敵な作品をありがとうございました！また、荒ぶったわたしのコメントにも丁寧な返信とても嬉しかったです！他の作品も楽しみに読んでますのでまたコメント欄に登場したら構ってください 笑 (2018年6月14日 20時) (レス) id: daf44fdab0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Haru
| 作成日時：2018年5月30日 10時
