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あまりにも軽いキスばっかしてたらちょっと胸押された。



「・・・北山くんっ。恥ずかしいっ、」


とか俯いて言ってる。


「・・・なんでだよ?」


「いや、あの、あの、甘すぎるんだよっ。」



そお?
そうかも。


「いいじゃん。だって今から彼女だろ?」


「彼女だとキスの仕方違うの?」


「・・・違うに決まってんじゃん。」



オレが今までどんだけ淡々と事を運ぼうとしてたと思ってんだよ?必死に色々我慢してたんだぞ?


ってかそういやその前に。


2人で体起こして
まだ恥ずかしがってる様子のAに
ちゃんと言わなきゃ。


「ちゃんと言っとく。
今日からオレの彼女になって下さい。」


あ、そっか。そうだよね。
ってAも改まって正座なんてしだしてる。


「よろしくお願いしますっ。」


深々と頭下げるAにクスって笑っちゃったけど。


とにかく嬉しい。



「佐野A、ようやくゲットしたわ。」


マジで長かった。
まさかほんとに付き合える日が来るなんてな。
諦めなくて良かった。


ほんとは告白なんかするつもりなかったのに・・・


受付の水上さんに始まり、
リンだろ?
後はカン。



・・・それから仲村さん。


後は大倉だな。


色んな人の想いを受け取って
想いを感じて。


みんなの気持ちが自然と背中押してくれたんだ。


みんなの気持ちには応えられなかったけど
だからこそ、今オレは永遠に片想いだと思ってたAとここにいる。



堪らずAを抱きしめた。



「好きだ。」


やば。嬉しくて泣きそう。
もっとカッコ良く決めたかったのに
なんちゅう声だしてんだよ、オレ。
情ねー、


でも途端、肩竦めてビクってなってるAに
お?効いてるか?なんてニンマリなオレ。


「・・・感じちゃった?」


また耳元で
今度は余裕たっぷりに呟いてやる。


「・・・そういう事を耳元で言うのは反則です。」


って自分の手で耳塞いでるし。


「・・・かーわい。」


どんなかっこ悪いオレだって
情けなくて弱いオレだって


Aにはちゃんと男を感じて貰えてたら本望だわ。
だってこれから全部見せてくんだからさ。


「北山くん、キャラ変し過ぎて付いてけないよ?」


「バッカ、序の口じゃんまだ。ちゃんと付いてこいよ?」







先輩の佐野さん。
Fin

後輩の北山くん。→←※



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設定タグ:北山宏光 , Kis-My-Ft2   
作品ジャンル:恋愛
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Haru(プロフ) - 恵美さん» 2回も読んで頂いたなんて嬉しすぎます!スッキリしていただけて良かった笑 ほとんどの作品読んで頂いてるなんて、光栄です。。また遊びに来てくださいね♪ (2018年6月15日 12時) (レス) id: d599b5b4d0 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - moraさん» 本当にたくさんの応援、コメントありがとうございました!他の作品でもパンチの効いたmoraさん節楽しみにまっています(プレッシャー笑)またボードにもお邪魔しますね! (2018年6月15日 12時) (レス) id: d599b5b4d0 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - moraさん» 水上さん目線はもはや私目線 笑私もその飲み会充分飲み明かせます。moraさんと共に♪ (2018年6月15日 12時) (レス) id: d599b5b4d0 (このIDを非表示/違反報告)
恵美(プロフ) - こんばんは!夜分にすいませんm(_ _)m2回読み直ししました。良かったです!スッキリしました。ほとんどの作品を読まさてもらってますので…更新楽しみにしてますね。おやすみなさい。 (2018年6月15日 0時) (レス) id: d7fb3062c5 (このIDを非表示/違反報告)
mora(プロフ) - 完結おめでとうございます!おつかれさまでしたー!こんなに素敵な作品をありがとうございました!また、荒ぶったわたしのコメントにも丁寧な返信とても嬉しかったです!他の作品も楽しみに読んでますのでまたコメント欄に登場したら構ってください 笑 (2018年6月14日 20時) (レス) id: daf44fdab0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Haru | 作成日時:2018年5月30日 10時

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