永慕反応【ヒプノシス/マイク】※リクエスト停止中

4.『寝ぼけて腰に抱き着き嫌々と擦り寄った時の彼ら』【F.P】&【麻天狼】ver ページ4

▼設定詳細は前話に記載。



【F.P】ver



飴村乱数
「んー？なーに、寂しんぼさんかな」
ふわふわの布団と愛しい彼女の温もりで、柄にも無く無防備に眠った彼。部屋に響く秒針の音が耳に入り、浮上した意識。まだ太陽も昇らない時間にも関わらず、睡魔が薄れてしまい仕方無しにベッドから降りて飲み物を取りに行こうとした時。自分を引き止める寝惚けた彼女が愛おしくて仕方なかった。



夢野幻太郎
「おや…眠り姫はまるで幼い子の様ですね」
原稿を書く自分を気遣い、身の回りの事をしてくれる彼女に甘えて添い寝をしてもらった彼。先に起きた彼が彼女に少しでもと起きた時の為に飲み物を用意しようと立ち上がる。だが、そんな彼を引き止めた彼女にからかう様な事を言った彼の頬は緩んでいた。



有栖川帝統
「んだー？寂しいのか？しゃーねぇなぁ」
我が物顔で彼女のベッドで眠る彼はその腕で彼女が落ちぬようにと無意識に抱いて眠っていた。ふと目を覚ました彼は、トイレトイレ…と呟きながらベッドから半身を起こす。そんな彼に眠っていた彼女が離れていく温もりを逃さぬ様にと抱き締めて首を振った。苦笑いした彼は待ってろと言わんばかりに口付けた。




【麻天狼】ver



神宮寺寂雷
「ふふ、可愛らしいね。大丈夫、側にいるよ」
白いシーツに散らばった自身の髪を纏め、横で眠る彼女の乱れた髪も梳いて微笑みかける。まだ朝とは言えぬ時間に、持って帰った資料を思い出し、起こさぬ様に体を起こすがするりと巻きつく腕。自分とは違う温もりと離す気配の無い腕に観念した様に笑って布団に戻った。



伊奘冉一二三
「何々、どったの？寂し？可愛いなぁ」
普段、時間が合わず共に眠れない日々だが珍しく休みが重なり久しぶりの添い寝。その事に胸が高鳴った彼は彼女の寝顔を愛おしそうに眺めて、ふと朝食の仕込を思い出して半身を起こした。が、伸びてきた腕が彼の腰に巻きつき抱き締める。
まるで幼い子供の様な彼女に酷く幸せそうな顔で笑った。



観音坂独歩
「…ぁ…？何、どした…、可愛いけど、どうせなら起きた時にも甘えてくれ」
先に眠る彼女の隣に潜り込み、日付が変わる直前に眠った彼は朝とも言えない時間に目を覚ます。時計を見て沈む気持ちを紛らわせようと、ベッドから出ようと体を起こした。だが、横で眠っていた彼女の両腕によってそれは阻止された。子供の様に甘えて擦り寄る彼女に幸せな気持ちを込めて口付けた。




月華姫さん、リクエストありがとうございました。

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