夢恋反応【ヒプノシス/マイク】

12.『ストレスで爪がボロボロになっているのがバレた時の彼ら』【B.B】&【M.T.C】ver ページ24

【B.B】ver


山田一郎
「ごめんな、気付けなくて。ん、いや、どんな手でもお前は綺麗だよ」
優しく手を取って爪を見つめ、徐に爪やすりを持ってきて丁寧に擦ってくれる。
見られなくなくて手を引っ込めようとするが、強く包み込むように握られて指先に口付けを落とす。
綺麗になった爪を撫でて、俯く彼女を抱き締めて背中をさすってくれた。



山田二郎
「お前、これどうしたんだよ？何かあった…？病気とかじゃないよな…？」
咄嗟に隠そうとする手を掴んでじっと見つめ、不安そうな顔で問いかけてくる。
病気ではなくストレスだと分かると、眉間にしわを寄せて彼女を片腕で抱き締めてもう片手で手を握る。彼の温かさに涙を流せば、抱き締める力を強めた。



山田三郎
「貴女は頑張り過ぎなんですよ、もう。…苦しいなら僕を頼って」
彼女の爪を見た瞬間に眉間にしわを寄せて、何処かへ行く。戻って来た彼の手には爪やすりが握られており、有無を言わさず手を掴まれた。
無言で綺麗にしているが、ふとした瞬間こちらを見上げて悲しげに微笑むから涙が溢れた。
苦しいなら言って、何をしても助けてあげるから。







【M.T.C】ver


碧棺左馬刻
「誰に許可得てンな傷ついてんだよ。てめぇは俺様のもんだろうが」
手を掴み上げてじっと見つめた後、不機嫌な顔のまま彼女を引っ張って車に乗り込む。
スマホと睨み合いをして向かった先はネイルサロン。されるがままになり、最終的に綺麗になった爪を満足げに撫でてそのままデート。
彼女にはいつでも幸せでいて欲しい故の、強引な行動。



入間銃兎
「はぁ…貴女は本当に頑固ですね。まぁ、そんな所も愛らしいんですが…今回ばかりは悪い癖だ」
ボロボロになるまで黙っていた事に呆れるが、彼女が苦しんでいることに気づけなかった自分に腹が立つ。後ろから包むように抱き締め、彼女の頭を優しく撫でる。
凭れかかるようにして啜り泣く彼女に気付かないフリをしてあげて、プロポーズの日程を早めようと考えている。



毒島メイソン理鶯
「貴女が何に傷ついているのかは分からない。けれど、貴女には小官が居るのだ。何からでも守ってみせよう」
片膝をつき手を取ると、指先に口付ける。
驚いて引っ込めようとするが強い力で掴まれ、指の一本一本を丁寧に撫でる彼。
すっと顔を上げて彼女と目を合わせて微笑み、優しく抱き締める。
貴女が望むのであれば、騎士のようにあらゆるものから守ってみせる。






【F.P】verと【麻天狼】ver↓

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