夢恋反応【ヒプノシス/マイク】

『喧嘩して仲直りした時の彼ら』【F.P】&【麻天狼】ver ページ15

【F.P】ver



飴村乱数
「あーあー！僕、オネーサンと仲直りしたいなー？」
相手にならないとイライラした様子で部屋を出て行った彼を追い掛ける事も出来ずに、ソファで啜り泣く。すると、突然扉が開いて大きく独り言を喋り出した。
彼女の泣き声が聞こえて慌てて戻って来たなんて言えない。



夢野幻太郎
「…あの時言った言葉は全て嘘ですよ。…酷い事言ってすみませんでした」
少し時間を置こうと出て行った彼女の事を思いつつ、まだ怒りは収まらないので連絡しない。
しかし、寝て起きて朝になれば顔面蒼白。もしかして、このまま捨てられるんじゃ…と思って慌てて連絡するが平静を装って謝ってくる。



有栖川帝統
「言い過ぎた、ごめんな。許して…くれるか？」
怒りに任せて彼を追い出し、数時間経ってから込み上げる後悔に居るわけがないと思いつつ開ける玄関。
すると、扉の横でしゃがみ込んでいる彼がいて驚く。その声でこちらを見上げた彼の目元は赤くなっていた。
実はイライラを晴らそうと賭場に行ったが、気分が乗らずにすぐ帰って来ていた。





【麻天狼】ver



神宮寺寂雷
「…まだ怒ってるかい？仲直り、したいんだけどな」
感情が昂ぶっている間は何を話しても無駄だと判断した彼が、しばらく時間を置こうと提案して部屋を出て行く。
時間が経つごとに罪悪感と後悔が押し寄せて来て、涙を堪えていれば困った顔で微笑む彼が迎えに来た。



伊奘冉一二三
「まだ怒ってる…？俺っち、こんな悲しいのやだなって思って」
部屋に篭って拗ねていれば、そろりと開く扉。
振り向けば隙間から気まずそうに覗く彼がいて、本当に恐る恐る覗き込むので思わず笑ってしまう。
それにほっとした彼が近寄って来て、お互いせーので謝る。
2人が傷つけ合ったから、仲直りする時も一緒に。



観音坂独歩
「…ごめん、言い過ぎた…俺、お前に酷い事……嫌いになった…？」
疲れから感情が抑えられずヒートアップしてしまった喧嘩に、後から泣きそうになる。
寝室で先に寝てしまった彼女に恐る恐る近づいて、小さく声を掛ける。
何も答えなければ、死にそうな声で自分を責め始めるので飛び起きて抱き締めた。





日影さん、リクエストありがとうございました！

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