88過去編31 ページ42
ア「うわぁー結構な死体数になったなぁ」
誰もいなくなった部屋の中にためて置いた死体の山。
ア「ひいー、ふぅー、みぃー、よぉー、…ん。約、40人ぐらいかな。」
死体とは言っても、頭が外れてるの、腕がないもの、足がないもの、と色々ある。
ア「使えないものはー、20人程度かな。」
死体の山から、使えそうなものを数えて行く。
もちろん、使えない奴も全部××に渡すが。
だが、アラミスの目的はしたいを探しに来たわけじゃない。
ア「おーい皆さーん生きてる〜?」
アラミスが、探していたのは
・・・
生きた人間達だ。
死体の隅に隠れている人達と、命はとりとめているが、時間による奴など、多くもないけど、少なくもない人数。
男が3人。女が1人。
そのうちの男で子供が2人いた。
家族連れで、3人家+その家族(子供)の友達?+男。
ア「お前らに聴く。」
「い、今更何の用なんだっ!!」
「何が目的なんだよ。A!」
ア「うるさいなぁ。殺してやろうか。」
ギロリと睨みつけるとすぐさま、黙り込む。
ア「一回しか言わないからな。
お前ら、生きたいか?」
「「「「「「「っ?!」」」」」」」
そこに居た、5人は意外な質問に驚く。
「ど、ういうことだ。」
と、頭をフル回転させる男もいれば、
「ねぇ、生きれるよっ!!」
「やったぁ‼」
と、喜びの声をあげる子供もいた。
ア「いま、丁度、使用人が欲しくてねぇ。
一人だと何かと大変なのさ。」
「本当に生かして…くれるんですか?」
恐る恐る聞いて来た女性。
ア「あぁ、生憎、嘘は嫌いなものでねえ。絶対に生かすよ。」
「嘘だっ!!」と叫びたい。だが、昔からAの嘘嫌いは親しい人たら誰もが知っている。
そこにいた夫婦は、考える。
うまく行けば自由なんじゃないかと。
下手には殺されないんじゃないかと。
自分たちでこの状況を切り抜けられるんじゃないかと。
そして二人の出した結論は、
「「使用人に…なります。」」
ア「ん。で、お前は?」
「や、やります。」
男もおずおずと使用人になった。
ア「んじゃ、目隠しする。目隠しした、両隣の人の手を握れ。離したら、使用人には、なれないぞ。」
全員が目隠しをしたことを確認して、家まで歩いた。
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クミコさん - 狐になりたい兎(アラバ)さん» ありがとうございます!そう言ってもらえて嬉しいです。これからもよろしくお願いします。 (2019年6月15日 13時) (レス) id: 9c56c2a64c (このIDを非表示/違反報告)
狐になりたい兎(アラバ) - ONE PIECE、ナルト、ヒロアカ、銀魂、暗殺教室、鬼滅の刃、約束のネバーランド、怪物事変。←途中まででも漫画やアニメを見てます。この小説が好きです。応援してます。 (2019年6月13日 21時) (レス) id: f15d6ec153 (このIDを非表示/違反報告)
クミコさん - Aさん» ああ!感激です!コメントありがとう!そんなに無いから嬉しい (2019年5月18日 9時) (レス) id: 6cd51c2a27 (このIDを非表示/違反報告)
A - 私もシリアス大好き! (2019年5月17日 15時) (レス) id: b1d014a126 (このIDを非表示/違反報告)
ランランラン - おもれぇ。 (2019年5月10日 20時) (レス) id: b69991aba6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:クミコさん | 作成日時:2019年3月21日 9時