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45.kazu side ページ5
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「翔ちゃん…
無理するのが一番ダメだからね？」
翔「え…？」
ふふ、図星でしょーね。
「仕事したい！って気持ち、すっごい伝わってきてるもん笑
でも、今は治療に専念してよ？
俺らずっと待ってます」
潤「うん、大丈夫だよ、翔くん」
翔「ありがとう。ほんとに、ありがとう」
はやく、元気になってもらいたい。
五人で仕事、したいんだよ…
それから、翔くんは抗がん剤と闘う日々が続いた。
少しでも、会いたいから、仕事の合間に出来るだけ病院に足を運んだ。
治療が始まって5日目。
翔ちゃんは無菌室に引っ越した。
ビニールカーテンで囲まれた部屋。
入る時、絶対に菌を持ち運ばないよう、万全の体制に。
「翔ちゃん？どう？」
翔「ニノぉ……熱、今日は高いかなぁ…
40度くらいある…」
そんな中でもフワッと微笑むあなた。
そんな、無理しなくていいのに…
「そっかぁ…ずっと続いてるね、高熱」
翔「…うん」
「ご飯まずいって言ってたんでしょ？笑
相葉さん情報だよ、これ」
翔「ふはは…そーなの、まずい。
はやく美味しいもの食べたいなぁー」
なんでも、食べさせてあげるよ。
はやく無菌室から出たいね…
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作者名：あいり | 作成日時：2015年4月25日 11時
