流音の心境 ページ6
カルマside
あれから3年生になった
Ｅ組行き…
きっと流音もなんだろうな…
今俺は停学だけど…
あいつはどうなんだろ…
家行ってみるか
カルマ「カルマです」
「久しぶりね…」
カルマ「おばさん、少し痩せましたか？」
「流音が…部屋から出てこないの…あの時みたいに…凜沙も…あの時のようになってしまったわ…もう私だけにはどうにも出来ないのよ…っ…」
おばさんは、今までの感情を流したそして泣き崩れた
カルマ「おばさん…っ…ごめん…
俺E組になっちゃって…ちょっと…おばさん中に入れてください俺がなんとかしますから」
「ありがとう…ありがとう」
カルマ「流音俺だよ聞こえる？」
流音「…」
カルマ「何があったの、」
流音「カルマも…見ただろ！凜沙の性格！」
なるほどな…そーゆうこと…
流音「ねぇ…カルマぁ…」
カルマ「ん？」
流音「僕…ってこの世にいらない存在だよね」
カルマ「…また…いじめられたのか？」
流音「言わなくてもわかるんだ」
カルマ「会えなくてごめん…あと俺E組になった」
流音「知ってるよ、A組の先輩殴ったんだよね、あれ…絶対カルマが正しいんだけど暴力はダメだけどな！」
カルマ「あの学校はそーゆう学校なんだよ…
うっせ…」
流音「嫌い」
流音「もう全てが嫌い」
消えちゃったらいいのにな、と流音はいった
俺は何も言えなかった
ここで何を言ったとしても、流音の心の中は変わらない
カルマ「ご飯はしっかり食べな、じゃあね」
家を出ようとすると
流音「カルマっ!!」
カルマ「なに？」
流音「カルマは…僕のことどう思ってる？」
カルマ「流音の1番の味方になりたいと思ってる」
流音「カルマ…」
カルマ「世界中の誰もが流音を嫌ったとしても
神様が君を捨てたとしても、
俺は見捨てない、流音の魅力を俺は知っているから、流音がこの言葉信じれなくてもいい
でもこれは信じて欲しいな
俺は流音の友達でいる幼なじみ」
流音「あり…がと」
そう言って部屋に戻った
「カルマくんありがと」
カルマ「いえ…」
あ〜今日何しよ…
暇
だれだって流音の心には入れない
もう
流音は閉ざしてしまった
心という扉を
俺も、凜沙も親も、誰も
無理なんだ
誰か開いてくれよ…流音の心の扉を…
でも無理矢理空けるやつは
俺が許さない…
こじ開けるこそ
あいつは確実に壊れてしまう
ゆっくり
開けていかないと…
ダメなんだ
あいつの心はかなり酷くボロボロになっているから
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作者名：茅野雪 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HamadaFuka1/
作成日時：2019年6月23日 18時
