たった一日で変わってしまった日常 ページ4
カルマside
その日の夜
やっぱり隣の家から大きい物音がしたんだ
んとに…俺も馬鹿だなぁ…
アイツらを無理やりこっちに入れてたら…
次の日後悔をすることはなかったんだと思う
朝、凜沙達の家に行ったら
「カルマくんごめんね？凜沙先に行っちゃったのよ…」
カルマ「そうですか…流音は…？」
「多分…パパが出てったら行くと思うわ、カルマくん来てくれてありがとう、私たちの娘達をよろしくね…私は流音や凜沙に…何も教えてやれないから」
カルマ「任せてくださいﾆｺｯおばさんも無理はしないで」
「ありがとう優しいわね」
カルマ「とんでもないです、事情は分かっているので、昔から」
「おい！なにをしてるんだ…カルマくんか久々だな」
カルマ「お久しぶりですおじさんﾆｺｯ」
「そうだ、君にお土産だ対したものでは無いが」
カルマ「ありがとうございます〜おじさんに貰ったものいつも大切にしてますよ〜」
「そうか！それは嬉しいな！凜沙にもぬいぐるみを挙げたんだ、ママと凜沙2人で寂しい思いをしてるらしいからな、これからもよろしくな」
カルマ「…はい…では！」
あんたらは…子供をなんだって思ってんだよ！！
母親の方はまだいい…
きっと、父親が仕事行ったら学校に来させるだろう
ほんと…世話のかかる家族だな〜
カルマ「凜沙！おはよ！」
凜沙「カルマ…カルマっ！(ｷﾞｭｯ)」
カルマ「よしよし…辛かったね…流音ももうすぐ来ると思うから安心して？」
その時衝撃な言葉を言ったんだ
凜沙「流音…？それって誰？」
カルマ「は…？…おまえっ！また」
凜沙「カルマって確かC組よね？」
カルマ「そうだ…けど」
凜沙「…そうもう近づかないで頂戴、華麗なA組が汚れるわ…浅野おはよう」
カルマ「っ…凜沙…なんで…っ…」
「赤羽くん？」
カルマ「…っ…君は確か…」
渚「潮田渚だよ！！大丈夫？授業始まるけど」
カルマ「ん…っ…潮田くんか、あ〜もうそんな時間か、行かなきゃ」
辛い…辛いよ…どうして？凜沙…っ…
今までこんなこと無かったのに
流音side
「流音？パパもう行ったわよ」
流音「っ…(出る)…母さん…」
「ごめんね守ってあげられなくて」
流音「僕は大丈夫！行ってきます！！」
廊下を歩いてると
「流音って誰」
聞こえたのはぼくの妹凜沙の声だった
あぁ…またか…また僕は…何も出来ない
流音「おはよう！」
偽りの笑顔を出してまた今日もはじまる
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作者名：茅野雪 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HamadaFuka1/
作成日時：2019年6月23日 18時
