最強元攘夷志士は人気者！？ (ページ20)

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第五訓　ジジイになってもあだ名で呼び合える友達を作れページ20

「全部てめーの仕業か桂。最近余を騒がすテロも今回のことも。」
「たとえ汚い手を使おうとも手に入れたいものがあったのさ……銀時、アキこの腐った国を立て直すため白夜叉、神の審判者と恐れられたお前たちの力再び貸してくれ。」

「…これまでか。敵の手にかかるより、最後は武士らしく潔く腹を切ろう。」
「バカ言ってんじゃねーよ、立て。美しく最後を飾り付ける暇があるなら、最後まで美しくいきようじゃねーか。」
『こーたろぉ…らしくねェなァ。諦めんのはまだ早いぞ。この神の審判者がいる限りな。』
アキが地面に立つと同時に天人達はいつのまにか地に伏せていた。
「フッそうだな。」

「天人との戦において鬼人の如き働きをやってのけ、敵はおろか味方からも恐れられた武神…そして特殊な自然界を操る能力を備えてるその姿はまるで審判者。輝かしいその神のような姿から名付けられた…坂田銀時、神崎アキ。我等と共に再び天人と戦おうではないか。」
「…銀さん、アキさんアンタたち攘夷戦争に参加してたんですか。」
「戦が終わると同時に銀時は姿を消したがな…そういえばアキ。お前天人に連れ去らわれたのではなかったのか？」
『んなもん遠く離れた場所で潰したさ。私が戻った時には既にもう終わっていたからな。あちこち旅してたさ、国中をまわり依頼を受け宇宙に行ったりとまァのんびりしてたな。』
「なるほど…詳しくはまた機会があったら聞こう。とりあえずお前たちの考えることは昔からよく分からん。」
「俺ァ派手な喧嘩は好きだがテロだのなんだの陰気くせーのは嫌いなの。」
『私も今はゆっくり休みたいもんでね。今回ばかりは小太郎のお願いは聞けないね。』
「そうだぜ俺達の戦はもう終わったんだよ。それをいつまでもネチネチネチネチ京都の女かお前は！」
「バカか貴様は！京女だけでなく女子はみんなネチネチしているそういう全てを含めて包みこむ度胸がないから貴様はアキからももてないんだ。」
「バカヤロー俺がもし天然パーマじゃなかったらモテモテだぞ多分。そんでもってアキからだってちゃんとモテててる。」
「何でも天然パーマのせいにして自己を保っているのか哀しい男だ。」
「哀しくなんかないや人はコンプレックスをバネにしてより高みを。」
『神楽、新八…お前らはこんな男達になるなよ？』
「はい。」
「そうアルネ。」
『そんでもって桂ァ銀時ィ…テメーらハンパもんが人を口説くなんざァ１００年早いわ。』
見事げんこつで床に埋まる二人。