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8話 ページ10

 
あれから俺は時間があれば何度もあの花畑を訪れた
 
 
 
 
 
しかし、ちっともあの少女と会う事は出来なかった
 
 
 
 
白竜「今日もダメか…。」
 

 
 
 
何故ここまであの少女にもう1度会いたいと思うのか自分でもわからない
 
 
 
 
なのに何度もここまで足を運んでしまう
 
 
 
 
ため息をした

 
 
先日も最近ため息が多いと周りから言われた
 
 
 
 
あの時はそうとは思わなかったが今自分でも確かにそうだとしみじみ思った
 
 
 
今日はここまでだな
 
 
 
 



 
_______
____



 
シュウ「彼、最近よく来るね」
 
 
 
ミコト「そうだね」
 
 
 
シュウ「君、もしかして…」
 
 
ミコト「…。」
 
 

ミコトはギクリと汗を流し目線をそらす

 
 
シュウ「やっぱり!姿を見られたんだね」
 
 
 
ミコト「一瞬だよっほんとちょっとだけ!」
 
 

 
少年は深い溜息をした

 
 

 

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作者名:KASUMI | 作成日時:2021年1月20日 17時

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