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7話 ページ9

 
 
数日後
 
 
 
俺は再びあの花畑に来た
 
 
 
 
今回は追い出された訳でもない
 
 
 
 
ただこの数日ずっとあの少女の顔が頭にちらついたからだ
 
 
 
 
 
それにこの間の一件でどうにも牙山は俺を気に入ったようで長い休憩時間も貰えた

 
 
 
白竜「…やはりいないか。」
 
 
 

 
少女を探すがどこにもいない
 
 
 
 
(そういえば…あの岩の前に立っていたな)
 
 
 
 
白い花畑の中にはやけに目立つ黒い岩
 
 
 
よく見るとなんとなく文字のようなものが彫られている
 
 
 
 
ここに来る途中にいくつか遺跡や石像などがあった
 
 
 
これもその一つだろうか
 
 
 
 
そのあとも俺は花畑の周辺の森の中を探し回ったが
 
 
 
 
少女の姿を見ることは出来なかった
 
 
 
 
 
 
白竜「はぁ」
 
 
無意識にため息が出た
 
 
 
 

そろそろ戻らねばならず俺はこれ以上探すのを渋々諦めた

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作者名:KASUMI | 作成日時:2021年1月20日 17時

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